垂木台地森林公園、新春
島原市南千本木町 垂木台地森林公園
島原市街地からちょうど眉山の裏側にあたる場所にある垂木台地森林公園を紹介します。
まゆやまロードから平成新山ネイチャーセンターへと入る道沿いにある森林公園です。その道路沿いに10台ほど停められる駐車場が用意されています。
また眉山登山口も近くにあり今回私はそちらの道路脇に停めさせて頂きました。
場所:Googleマップ
※マップに垂木台地森林公園が出ないので平成新山ネイチャーセンターを表示
ネイチャーセンターへ入る道の40m程左側に垂木台地森林公園へと進む道があります。
ここから公園の散策スタートです。(9:59)
▼ 平成新山 ▼![]() |
▼ 標識 ▼![]() |
舗装された道を少し上り土の道へ変わった所から正面には平成新山が見えて来ます。山をきれいに見るなら午前中がお勧めですよ。
すぐ標識があり駐車場まで30mとありますがその駐車場は使えません。一周して最後に現状を紹介しますが車を停めるなら眉山の登山口付近かネイチャーセンターへの道路を200m程行った所にある駐車場を利用下さい。
基本何か人工物を見つけたら写して紹介しますが標識が多くなるのはしょうがないとあきらめて下さいね。
100mほど入ってあずまやまで700mの標識がありました。(10:02)
ここまでは特に目につくものはありませんでした。
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細い山道というのか遊歩道と言っていいのかを歩くのですが時期によっては雑草が生い茂り歩行困難な個所が出て来ますが今回はそういったことはありませんでした。
蜘蛛の巣もなくていい感じで歩いていると一月だというのにミヤマキリシマ(ツツジ)が数輪咲いているのを見つけましたよ。
いろんなところから平成新山を見る事が出来ます。
っていうのか目に入るのはそれがほとんどかも知れません。
分かれ道があり、あずまやまで300mの標識。
その標識には「垂木台地林道」とあるのでこの道をここからは林道と呼ぶことにします(笑) |
▼ 標識(10:08) ▼![]() |
生活環境保全林整備事業と書かれた石碑も道を隔てて標識の反対側にありました。
土の道をあること自体が減っている昨今。落ち葉を含めて土を踏みながら散歩?森林浴?するのはいい感じかもしれませんね。
所々にイノシシが掘ったような跡があるのでその点だけはご注意下さい。
そこを過ぎ林道から少し入った所に木で柵のようなモノが造られている場所がありました。
ただ倒れた木があるのですべてが囲われているというわけではありません。何か意味ある場所なんでしょうかね?
なんですが周りには背の高い雑草が生い茂っており近づけません。
せめてあずまやに行けるよう整備してほしいです。前回も行けなかったんですよね…
その道は少し長めの階段になっていますよ。
草刈りガマでも持っていないとあずまやまで行けそうにないですよね。
側にある標識も「メイン広場まで200m」さっきと距離が変わっていない!?(10:16)
島原半島世界ジオパークの案内があったのでパシャリ!
目前には平成新山ネイチャーセンターの駐車場が見えているのですが金網フェンスの扉を開けて林道の方を進むこととします。
途中木製の杭が打たれており「漁民の森つくり記念植樹」と書かれていました。
平成19年に島原漁業協同組合が植樹した記念の杭のようです。
メイン広場まで100m(10:19)の案内と共に「第5回 火山都市国際会議 記念植樹」の杭もありました。
その先に「ふれあいグリーン●●●」ってのがありましたが文字がよく読めません…
横には長崎トヨペットとなっていましたよ。
しかし文字がかすれており読む事は困難な状態でした。残念!
数m程度の上り坂をあがると山小屋。もちろん扉は閉まっており中の状態を見る事も出来ません。
以前に一度カーテンの隙間から覗けてた事はありました…
山小屋近くから平成新山!光の関係で小屋は暗くなってしまいました… またネイチャーセンターのシェルター上の展望所を見る事が出来ます。
いつもとは逆に北回りでこの先の道を周ってみたいと思います。(10:24)
しばらく進むと左手の少し高くなったところにある大きな岩に「平成14年度 生活環境保全林整備事業」と書かれたモノが二つありました。
人工物を見つけると写真を撮ろうとしているので… 見落としがあるかもしれませんが紹介していきますね。
さらに少し進むと標識が左手に見えて来ます。回り込んでみると「←シェルター」
道の反対側にはフェンスがあります。今回せっかくなんで(雑草がいつもより少なかったので)フェンスを越えようと考えました。
フェンスの留め金が曲がっているのか固い… 苦労して何とか開ける事が出来ましたよ。雑草も含めていざという時に速やかに行けるようにしてほしいかなと思いました。
▼ シェルター入口 ▼![]() |
▼ シェルターの案内 ▼![]() |
シェルターの扉は緊急時に開くとの事で今は開けられません。
側の案内には「これは、雲仙・普賢岳噴火災害で実際に緊急避難用として使用されたタイプのシェルターです。天候が急変するなどして、一時的緊急避難が必要となった場合にご利用下さい。 垂木台地森林公園管理者」との事です。
研究ゾーンの案内標識(10:31)があり大体この辺りが最先端って感じの場所となります。
また新たな標識とその先には大きめの何かの案内があります。周りは雑草が生い茂っているのですが人が歩いてできた小さな道が続いています。
木に阻まれながらも出来るだけ案内に近づきパシャリ!って写しましたが内容は分からないくらいに薄くなっています。
こんな感じの小道でとりあえず進む事は出来るんですよね。山側には木で出来た柵があるので通っていい範囲内ではあるようですが雑草が多い…
立ち入り禁止の案内がありましたがそこから策を越えても小道が出来ています。これは誰かが入って行っているって事なんでしょうかね?!
雑草が生い茂っているし禁止区間に行く事は出来ないので引き返す事にします。
▼ 立ち入り禁止の案内(10:33) ▼![]() |
▼ その先に続く小道 ▼![]() |
メインの道に戻って進んで行くと説明の文字はもう読めなくなっていますが題名は読む事が出来る大きな案内がありました。
「雲仙・普賢岳 空からまいた緑の種による森林づくり」との事。
ここにある大きな案内も文字が薄れてよく分かりません。
噴火が収まってから20年以上経ちますしこういった施設も段々と老朽化していくんですよね。
光の関係があるので少し先まで行き振り返ってこの広場をパシャリ!ここには山桜があるのでいい時に来るときれいに咲いているのを見る事が出来ます。
ふと近くを見ると「ポカリの森プロジェクト」と書かれた木の杭がありました。
ネイチャーセンターの展望所に来ていた子供が「やっほ~」と大きな声で言っていたのでやまびこのように私も「やっほ~」と(笑)
フェンスの所にはご利用についてという案内がありました。
平成新山ネイチャーセンターの駐車場が目の前にあります。とりあえずここからはアスファルトの道で下って行く事にしました。
▼ ネイチャーセンターの駐車場 ▼![]() |
▼ アスファルトの道 ▼![]() |
しばらく下ると垂木台地森林公園への入り口(10:48)がありますが近くの案内は抜けている状態になってしまっていますね。
さらに進むと垂木台地森林公園の駐車場(10:50)が見えて来ます。10台以上は停められそうですが白線は引かれていません。
さらに下って行くと道の反対側に防火水槽の赤い案内(10:52)がありました。
まゆやまロード直前の所に以前の駐車場とされていた広場?っぽい場所があります。
近くにある案内もよく読めず地面も土という事もあるのか凸凹している状態で車を停める事はお勧めできません。
出発してから55分かかった計算です。
きつい坂があるわけではないので軽いハイキングって感じで周ってみてはいかがでしょうか?