仁田団地第一公園と角丸大神
仁田団地第一公園
今年の6月3日は雲仙普賢岳噴火災害の大火砕流からちょうど30年の節目の年となります。
記憶は少しずつ風化していくのは仕方ない事かと思いますがマスコミの行動による消防団、警察やタクシー運転手の犠牲の教訓はしっかり残していける事を願います。
同じようにコロナ禍の現在、身勝手な行動がウイルスを広げてしまう事を理解し自制して行ける事を願いたいと思います。
▼ 仁田団地第一公園 ▼![]() |
▼ 巨大な地滑りがつくった景観 ▼![]() |
場所:Googleマップ
仁田団地第一公園には8台分の駐車場と公衆トイレが用意されています。それほど広い公園でもなく追悼式などがない通常の時は車を停められないという事は無いでしょう。
「平成3年雲仙普賢岳噴火災害犠牲者追悼之碑」が建てられており毎年6月3日には追悼の為に多くの方が献花されています。コロナ禍の今年はそういった行事があるのでしょうか?
天皇皇后両陛下行幸啓記念碑を見ていると噴火災害時に現上皇陛下が大火砕流からわずかひと月、まだ噴火が継続している時期に行われた被災地訪問。
避難している体育館に来て膝を床につけて慰問して頂きました。あの光景は今も胸を熱くします。
TBS NEWS:YouTube動画
▼ 後ろからモニュメント ▼![]() |
▼ 行幸啓記念碑 ▼![]() |
少し階段を下った所にあずまやがあります。ただ、そこから景色が見えず眼下を見るなら階段を降りる前に見る事をお勧めします。あずまやは休憩する為だけでしょうかね?!
角丸大神
▼ あずまやから梅林方面 ▼![]() |
▼ 角丸大神 ▼![]() |
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あずまやへと階段を降りてその先にある梅林方面へと進んで行きましたが雑草の丈が膝程度と高く蛇とか怖いので近寄るのは断念…
その脇の道を進み角丸大神の社がある方面へと進んで行きます。ちょうど駐車場を挟んだ反対側という位置取りです。
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社に向かって左側に手水。ただの水道の蛇口ですが自然の石をそのまま利用したような手水鉢が特徴的ではあります。同じく右側にある石碑には山神と刻まれていました。
▼ 手水 ▼![]() |
▼ 山神の石碑 ▼![]() |
社横にある角丸大神の石碑の後ろには平成五年(1993)建立とあり多分この社も同じ時期に建てられたものだと思います。
ただ残念な事にサッシの扉を開けて中を見ると床に埃が堆積しており長らく手を付けられていない事が見受けられました。