雲仙市国見町土黒 烏兎神社
烏兎神社と鳥兎の館
県道58号線(愛野島原線)急カーブの外側に堀田商店という看板が付いている家の所から小道へと進みます。
「鳥兎の社1.7km」の看板がでていますので左手に田園風景を見ながら上って行くと到着です。
参拝者の為の鳥兎の館という休憩場所が設けられて舗装等されていませんがそこに車の駐車が可能となっています。トイレ完備。
場所:Googleマップ
▼ 頌徳碑 ▼![]() |
▼ 各種記念碑 ▼![]() |
鳥兎神社周辺を紅葉の名所にしたいという地域の思いで館の整備や植樹が行われています。紅葉の見頃は大体11月下旬から12月頭になるのでその頃来てみるとオレンジ色に色づいた鳥兎神社を楽しめるのではないでしょうか?
一の鳥居
▼ 神額「鳥兎神社」 ▼![]() |
この鳥居の建立年が読めずよく分かりません。●●拾三年って感じだと思われますが… |
二の鳥居
青紅葉に囲まれた天保十四年(1843)建立の二の鳥居。
摩利支天は陽炎を神格化したもので仏教の守護神である天部の一尊との事です。 |
▼ 神額「摩利支尊天」 ▼![]() |
忠魂碑
拝殿の右側には忠魂碑があり大正五年四月十八日建之(1916年)とありました。地元の戦死された方の御霊を慰める為に建立されたのでしょうね。
鳥兎神社 社殿
▼ 拝殿と御神木 ▼![]() |
社殿の周りには町指定天然記念物である数本の大杉があります。
元和年間(1620頃)に2本植樹したとの事で現在残されている大杉の大きいもので幹回り6.3m、樹高42m程あるそうです。 |
▼ 拝殿 ▼![]() |
▼ お守り授与所 ▼![]() |
向かって拝殿の右側にお守り授与所が最近設けられています。何度かここに来ているのでその感覚で言うと2018年11月から2019年4月の間に設けられたようです。
ただ普段は鍵が閉められておりお正月の時に限定期間で開けられているのではないかと思われます。
拝殿右側に「三本足の烏を知っていますか?」って題名で八咫烏の事を書かれたモノが展示されています。
サッカー日本代表のエンブレムも八咫烏なので興味ある方は画像をクリックして大きい画面で確認してみて下さい。
いつもなら拝殿の中にお邪魔して写真を撮るのですが今回は入口の所からパチパチと写して入る事はありませんでした。
拝殿にある神額は「鳥兎神社」扉を開けてまずは参拝です。いつもの如く孫娘の健よかなる成長を願い…
しかし扉を開けると独特のにおいがしてくるんですよね。
▼ 記念碑 ▼![]() |
▼ 本殿 ▼![]() |
拝殿横にある大杉の側に神殿奥拝殿前石段修復と書かれた記念碑がありさらに後ろ側に周って行くと本殿が見えて来ます。その本殿の後ろにも石段があり上っていく事が出来るので来られた方はぜひそちらにも足を運んで下さい。
本殿奥の石像・石祠
またその下にも可愛いサイズの不動明王像が納められています。
側には神武天皇像もありました。 |
▼ 不動明王像 ▼![]() |
少し回り込んで上るといくつかの石祠が見えてきます。大きな石の上にある石祠は手前に赤い鳥居もありまた白狐の像もあるのでお稲荷さんだと思いますが奥側には回り込みにくく確認が出来ません。
すぐ横の斜面にも沢山の紅葉が植えられています。
拝殿横の石碑
▼ 海龍の石碑 ▼![]() |
▼ 水神の石碑 ▼![]() |
結構な山にある鳥兎神社ですが石碑を見ると海龍や水神ばかりで少し不思議な感じがしてしまいました。
確かにすぐ横に土黒西川が流れているのでその水を大切にしているって事なのでしょうかね?
岩下神社
鳥兎神社のすぐ横にある岩下神社。末社って事になるのでしょうか?コイが泳いでいる小さな池がありその奥に木の鳥居と社が見えて来ます。
社の後ろに回り込んで行くと少し上の方に石祠があります。中には石像が見えているのですがどういった神様なのかはよく分かりませんでした。
▼ 鳥居 ▼![]() |
▼ 社裏の石祠 ▼![]() |
西之河内公民館
▼ 石祠と公民館 ▼![]() |
▼ 何か書かれた大岩 ▼![]() |
鳥兎神社の手前1.3kmほどにある西之河内公民館。その入口にある大きな石の上には石祠とすぐ側にあるオニユリが目に留まります。
でも近づいていくと岩には何か書かれている事が分かりますが文字を読む事ができません。
道祖伸的なモノだと推察しますがはっきりした事が分からないのが残念です。何か情報が有れまお知らせ頂けると幸いです。