雲仙市 温泉(うんぜん)神社
温泉神社
昭和9年(1934)日本初の国立公園指定の名称に合わせて「雲仙」という表記に統一されましたがその前はいくつか文字が有りその一つが温泉と書いて「ウンゼン」と呼んでいたとの事。
島原半島ではいくつか温泉神社がありその本社となります。別名「四面宮」とも呼ばれていたそうです。
今年8月の大雨による土石災害ですぐ横に被害が出ています。その災害後初めて来てみました。
場所:Googleマップ
▼ 二の鳥居 ▼![]() |
▼ 三の鳥居 ▼![]() |
■二の鳥居 建立:元禄八年(1695) 神額:無し
■三の鳥居 建立:昭和六十年(1985) 神額:温泉神社
拝殿の前には二対の狛犬が木の側に鎮座しています。左側はどちらも吽形の狛犬で右側はどちらも阿形のようです。
手前の台に乗っていない狛犬は少し姿形が普通の狛犬と違って見えるのは私だけでしょうか?
右側の台座に乗った狛犬は紅葉に顔が隠れているので別カットの右写真を…
▼ 左側の狛犬 ▼![]() |
▼ 右側の狛犬 ▼![]() |
側にある普賢茶屋さんはまだ準備中でした。前の人の参拝を待って、いつものように孫娘の健よかなる成長を願って…
拝殿の左側に二体の像があります。その近くには消毒液…
▼ 拝殿左側にある像 ▼![]() |
▼ 拝殿内部 ▼![]() |
夫婦柿
拝殿の左側から少し入ると夫婦柿という樹齢200年以上と言われる二本の柿の木があります。
縁結びにご利益があると言われており、両手で柿の木を抱き下から上へ撫で上げ願いを唱えると良いそうです。
木の周りに柵があり絵馬掛所とされているようで子宝成就の願掛けなどがされていましたよ。
神憑神社 天地之道理 傅始社
夫婦柿の奥にも「神憑神社 天地之道理 傅始社」といったものがあるようです。
祭神:小彦名大神
御利益として…
心願成就・家内安全・事業繁栄 との事でした。
山櫻の丘神苑
神憑神社の左側から奥にまだ進める感じでしたので行ってみると山櫻の丘神苑というものが新しく造られていました。
なんだろうなと思いつつ進むとベンチや木で出来た滑り台が用意されています。
桜の時期には奇麗なのかもしれませんね。進むと展望所と書かれていたのでその方向へ進むと木で出来た橋のような場所が有りそこが展望所との事でした。
夏に土砂崩れがあったからでしょうか土嚢のようなモノが積み上げてありました。
下りに入り進んで行くと土嚢の山側には湯煙が立っています。地獄なんだよな~って感じがしますよね。
さらに進んで衝撃を受けたのは地獄側にあった鳥居がなくなっていたことです。
地獄の遊歩道へ進むところに鳥居と狛犬があったのですが土石流で流されたのでしょうかね…
2020年2月の在りし日の鳥居と狛犬を下記に…
平成十八年(2006)建立で神額は「温泉神社」でした。