雲仙市小浜町 猿場稲荷神社
商売繁盛の猿場稲荷大明神
国道251号線と雲仙と千々石を結ぶ県道128号線(雲仙千々石線)が交わる地点から北へ50m程。山側を見ると赤い大きな鳥居が見えそこを上っていくと猿場稲荷神社の駐車場があります。
この鳥居の数十m奥から一方通行の小道になるので注意が必要です。何度か来た時はこの道をそのまま上って猿場稲荷神社へと向かっていたのですが国道を小浜町側へ500m程の場所に 鳥居 があったのでそれをまずは目指します。
島鉄の富津入口バス停側にあります。大正十一年建立の石の鳥居(神額:猿場稲荷神社)と平成十七年建立、木でできた赤い鳥居(神額:正一位猿葉稲荷)がありました。
ここでも猿場と猿葉の違いがあるのですがなぜなのかよくわからないですね。山の名前は猿葉山という事なのですが…
建立して10年ちょっとですが木でできた鳥居の方はもうぼろぼろとなっているのが残念です。ここからが以前の参道だったのでしょうかね!?
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▼ 猿葉農道記念碑 ▼![]() |
赤い大鳥居まで戻るとその側に猿葉農道記念碑がありました。
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赤い大鳥居から車で数分進むと駐車場に着きます。年始の時に来た事がないのでわかりませんが白線などがない未舗装の空き地って感じの場所です。きちんと詰めて停めると50台程は駐車可能ではないかと思います。
車を停めて石の鳥居側からでなく30mほど戻り赤い千本鳥居の参道を通っていく事にします。10:28スタートです。(登山ぽい参拝の時間の目安にして下さい)
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① 駐車場そばの最初の千本鳥居 ② 石の鳥居側との合流地点 ③ 奉納された沢山の赤い旗 ④ 大村純忠公の碑(10:34) |
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少し上ると違う方向を向いている赤い千本鳥居があり正道では無い右側へと先に進んでみます。壊れた鳥居の神額には「日徳大明神」とありその奥に三基の白狐が入っている石祠と小さな観世音菩薩像が収めてある社がありました。
また5mほど先の社には男性の像。引き返そうと左側を見ると手すりのような金属が見え上ったその先にも何かありそう…
ここまで来たら確かめないとと変な使命感で進んでみました。そこには猿葉山琴平大明神の石祠がありました。
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① 分かれ道(10:35) ② 社内の観世音菩薩像 ③ これは? ④ 猿葉山琴平大明神の石祠(10:39) |
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正道を進むとまた右側へと進める小道を発見。今回ももちろんそちらに行ってみます。いくつか石祠や石像がありさらに行くと小さな社が二つそしてその奥には洞窟のような場所が見えていました。
手前の社には百合姫大明神と刻まれた石祠がありトタンの壁の社には撮影が下手で上に文字が読めませんが「●●姫稲荷大明神」と書かれたモノがありました。
洞窟に近づくと二体の白狐がいる地蔵菩薩と書かれた石碑。右奥には数体の仏像がまとまっておりさらにその奥には何やらマリア像?観音菩薩像?のようなモノも発見!
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① 百合姫大明神の碑 ② ●●姫稲荷大明神 ③ 地蔵菩薩の碑と奥の仏像 ④ 二つの社と洞窟(10:45) |
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数m戻って右側から回り込んだ場所に普通の木を組み立てただけのように見える鳥居らしきモノがありました。その奥には城谷翁之碑と書かれた石祠。
さらに進むと手水鉢がありその奥には倒れた鳥居。神額を見ると「●徳稲荷大明神」と書かれています。
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① 素朴な木でできた鳥居らしきモノ ② 城谷翁之碑 ③ 幸福丸奉納の手水鉢と壊れた鳥居 ④ 小さな鳥居と石祠(10:49) |
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最後近辺の長い階段が見えてきました。が、途中にある白髭大明神への矢印の方向へと進みますよ(笑)
ほぼ平坦な小道を3分程進むと社が見えて来てそこだけ階段って感じです。二体の白髭大明神像が納められていました。
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① 階段にある千本鳥居 ② 休憩所と白髭大明神への矢印 ③ 白髭神社の千本鳥居 ④ 白髭神社の社内部(10:55) |
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正道に戻って階段を上ります。小さな広場のような場所があり馬の像と神額に不動明王と書かれた鳥居その奥には不動明王像があります。しかしそこから目線を上にあげていくとさらに大きな不動明王と二体の人型の像がこちらを見下ろしていますよ。
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① 階段の鳥居 ② 馬の像 ③ 鳥居と不動明王像(10:58) ④ 岩の上にある大きな不動明王像 |
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回り込んで階段を上ると左右に白狐とその奥には社務所が建てられている足場の赤い鉄筋が見えてきます。稲荷神社に白狐はわかりますがなぜか笑顔っぽい狛犬も鎮座しています。とりあえずその近くにある石祠もパシャリ!
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① 一対の白狐と社務所見えています ② 一対の狛犬 ③ 三基の石祠 ④ 桜姫大明神(11:01) |
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猿場稲荷神社の拝殿に到着(11:02)。横道があればそちらにも行き見てきたのでそういった時間を含めて駐車場からここまで 34分 で到着しました。寄り道をせずに上るとしたら20分程度ではないのかなと思います。参拝する時の時間の目安にして下さい。
今年は新型コロナで大変な年になりました。絵馬掛け所にはそういった関係の願いを描いた絵馬が沢山あります。今月末には娘が出産予定。安産で元気な孫を授けて頂けますように!今は退院するまでコロナの影響で会う事も出来ません。
拝殿内に入ってパシャリ。そしていつものように中から外を見るカットをパシャリ!
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① 願いが叶いますように! ② 拝殿 ③ 拝殿内部 ④ 拝殿内より外 |
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拝殿の右側から奥へと続く小道があり10m程行くと足元に穴が見えます。階段があり1mほど下りると三助稲荷大明神が祀られていました。
道を進むとすぐに2本の石柱があります。左の四角い石柱には「猿葉山三助大明神三百五十年祭紀念碑」とあり右側の丸い石柱には「猿葉大神四百年祭」と刻まれていました。
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① 拝殿と社務所の間から ② 岩下に下りる階段 ③ 三助稲荷大明神 ④ 二本の記念碑(11:08) |
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奥に赤い建物が見えており近づき戸を開けると石祠が納められていました。小さな鳥居の神額には「お徳大明神」と書かれています。さらに進むとちょうど本殿の後ろ側にあたる場所に左に二体の石像(一体は首が折れていました)と右側には高姫大明神の石祠と若嶽稲荷大明神の石碑がありました。
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① 赤い社 ② お徳大明神 ③ 二体の石像 ④ 高姫大明神の石祠(11:09) |
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行く順番が間違えたようですが手水舎まで戻ってその先にも鳥居があります。神額には「荒熊稲荷大明神」とありました。途中にもいくつか石祠がありましたがさらに進むと佐世姫大明神の石祠があり岩の割れ目のその奥には荒熊大明神の石祠がありました。
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① 手水舎 ② 神額「荒熊稲荷大明神」 ③ 佐世姫大明神の石祠 ④ 荒熊大明神の石祠(11:15) |
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▼ 下山開始(11:19) ▼![]() |
さて帰るとしましょう。帰りは下りで横道にそれず写真もほぼ取らずに 10分 で駐車場まで。最初からの時間は1時間1分となりました。
全部見て来たつもりですが見落としがあるかもしれません。※石碑などこのページに載せていないものも多数あります。あなたも猿場稲荷へ参拝を! |
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