雲仙市瑞穂町西郷 岩戸神社
夏の岩戸神社
1979年、長崎観光連盟や新聞社などが協賛し選出した長崎新観光百選に選ばれています。その記念碑の側に建つ一の鳥居。
ここは県道58号線(愛野島原線)の急なカーブ外側にあたる場所に設けられています。
私は鳥居を潜って行く参道は通った事が無く10m程左側にある田んぼの間を通る舗装された道を上って神社へと車を走らせます。
昭和四十一年(1966)建立。神額「岩戸神社」とある一の鳥居。
場所:Googleマップ
神秘的に感じるここ岩戸神社が知られて来て道路脇に駐車する車が増えた事が影響したのでしょうか路上駐車禁止の案内が建てられまた昨年ですかね?下記写真のすぐ右側に詰めると3台ほど駐車可能な場所が設けられました。
ここに駐車できない場合は300m程下った所にある渓流公園の駐車場をご利用下さい。
「参道を含めて神域になりますので関係者以外車での乗入はご遠慮ください」と新しく案内が建てられていました。
ここから300m程なので参道周りの杉林や西郷川の水の音などを楽しみながら歩いて行く事にします。
▼ 岩戸神社洞穴 ▼![]() |
▼ 岩戸神社の案内 ▼![]() |
御祭神:岩永姫命・水の神
山の神・作物の神
お祭り:春祭4月18日
作願立7月18日
秋祭11月18日
お祭りは11時より開催されています。
何度か行きましたが昨年(令和三年の秋祭)は歌の奉納もあり初めて社殿の中に入りお詣りさせて頂きました。
参道を進むと現在の上皇陛下に対する「皇太子殿下御成婚記念植林」と刻まれた碑がありますよ。
参道からあるこの杉林はその時の植林って事なんでしょうかね!?
さらに進んで行くと神額に「岩戸山」とある二の鳥居が見えて来ましたよ。よく見てみると鳥居のしめ縄が外れて垂れ下がっている状態でした。
お神酒やお供え物をされる場合は、お参りの後、ご自身でおさがりとしてお持ち帰りください。よろしくお願いします。 岩戸神社 ___
鳥居のすぐ後ろからは幅が狭く冬場の雪が積もっている時などは怖いと感じる五十一段の石段が設けられています。
ただ、平成十二年(2000)この石段を上らずなだらかな歩道がすぐ横に出来ています。
その横にある十段ほどの階段を上ると神楽殿が見えて来ます。この風景が神秘的でとても好きな神社です。
昨年からでしたかね?木で出来たベンチが二つ用意されています。
神楽殿の向こうには洞穴にある社殿が正面に見えて来ましたよ!
左側から正面そして斜め右側に至る岩の壁面が続く光景に圧倒されてしまいます。大きな洞穴内に出来ている社殿に近寄って行きますよ。
社殿前の岩から水滴が零れ落ちている時が多々あります。この日はそうではなかったのですが地面がぬかるんでいる状態の場所がありました。
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奥の石祠を見ると隙間から金色に光るご神体らしきものが写っていましたよ。
社殿の横から斜め上を見るとぽつぽつと水滴が落ちています。雨の後でないと生きおいよく落ちる滝の水量は望めないのですがこの滝壺が西郷川の起点となっています。
滝壺の奥に洞穴が二つ見えていると思います。石祠が祀られているのでそちらへと向かう事に!
滑るのに注意しながら石を越えて洞穴の水の神、山の神を参拝。ここから上にも上って行けるのですが蛇シーズンなので無茶は出来ません…
▼ 水の神(水波之賣神) ▼![]() |
▼ 山の神(大山祗神) ▼![]() |
遠くかは何やら話し声が聞こえて来たなって思っていたら親子で4人の参拝の方が到着されたようでした。
すれ違いに挨拶し初めて来たっぽい事を話されてそして分かれて帰る事にしました。秋祭りに休みが取れたら来たいかなって思っています。