護国寺 三十番神と七面堂
護国寺
祖父からの墓がある島原市寺町の護国寺を撮りに今回行って来ました。
お盆のお墓参りも来ましたがその時ここ記事にしていないなと改めて認識。
お盆過ぎで車も停めやすくなっています。護国寺の門を入って20台程停める事の出来るスペースがあります。
▼ 護国寺門正面 ▼![]() |
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三十番神
寛政4年(1792年)の普賢岳噴火時の眉山崩落(島原大変肥後迷惑)にも、奇跡的に被害を免れた貴重な御堂。
ひと月を日々分担守護する30体の法華経守護神の事を三十番神と言います。
島原市指定有形文化財 三十番神像
~ 省略 ~ 京都の彫工三十人に一体づつを刻ませたと伝えられ、別名を蘇生三十番神とも呼ばれるものです。
~ 省略 ~ 毎日朔日から三十日までを熱田大明神から吉備大明神までを振り当てられています。
本三十番神は彩色された木彫で三年の歳月を経て元文三年(一七三八)にできあがり、同時に島原七万石にさぞらえ京都に注文した七万巻の木版刷りの法華経とともに護国寺に献納され、この堂内に安置して今日におよんでいます。 現地案内文より _____
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① 三十番神像の案内文 ② 昭和五十七年九月本堂屋根総葺替工事の砌 ③ 狛犬 ④ 一対の狛犬 |
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あの白い幕の裏側に三十番神像があります。近づいて行くと薄く透けて見えるのですが写真にはできませんでした。
▼ 侶の座る椅子近辺 ▼![]() |
名称がよく分かりませんが多分内陣と呼ばれる侶の座る椅子がある場所。
お札、おみくじとその横には木でできた狛犬が!入口と反対側にも木でできた狛犬があります。
中から賽銭箱越しに外を見るいつものカット! |
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七面堂
本堂と三十番神のお堂の間を通って行くと階段の上に鳥居が見えて来ます。
神額には「七面大天女」となっています。
_____ 七面大明神(しちめんだいみょうじん)は、七面天女とも呼ばれ日蓮宗系において法華経を守護するとされる女神。
七面天女は当初、日蓮宗総本山である身延山久遠寺の守護神として信仰され、日蓮宗が広まるにつれ、法華経を守護する神として各地の日蓮宗寺院で祀られるようになった。
その本地は、山梨県南巨摩郡早川町にある標高1982mの七面山山頂にある寺(敬慎院)に祀られている神で、吉祥天とも弁財天ともいわれる。
wikipedia _____
島原の後方にそびえ立つ眉山の最高峰は七面山といいその山頂には七面大明神が祀られています。
戦国武将で沖田畷の戦いに敗れここ島原で戦死した龍造寺隆信の墓碑がここ護国寺の七面堂横にあります。
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① 七面堂 ② 七面堂内部 ③ 横の木の根元にある石碑・石像 ④ 龍造寺隆信の墓碑(縦画像) |
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▼ 七裏大明神 石碑 ▼![]() |
写真で何度見ても七裏大明神ってなっています!? この石碑のすぐ後ろは平成30年7月豪雨で崩れてしまい復旧が遅れた状態です。
案内の看板にはお盆までには復旧をと書かれていましたがもう9月になりそうです。 大雨の影響が島原にもあったのですね。 |
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