しまばら ふるさと日記
しまばら ふるさと日記 > 島原半島内の話題 > ある八月の雲仙地獄めぐり

ある八月の雲仙地獄めぐり

2018年9月2日 公開

雲仙地獄めぐり

雲仙8月もそろそろ終わりかなと言う29日に青空も見えるという事で雲仙に行って来ました。

 

硫黄の匂いがすると雲仙に来たんだなと実感しますね。カメラを首にかけて歩いて周り約9ヶ月ぶりの雲仙地獄を堪能!?

 

さすがに暑いです、水分補給の用意を忘れずに!

 

 

▼ 湯けむり橋 ▼雲仙 湯けむり橋

スポンサードリンク

 

 

八万地獄

雲仙 八万地獄 地獄と言う言葉は、現世に悪いことをすると、死後に苦しみの世界に落ちるという仏教説話に基づくものです。
 いつの世も、地獄を恐れる人々の心は変わらず、このような荒涼とした場所に地獄のイメージを重ねてきたのでしょう。

 八万地獄というのは、人が持っている八万四千の煩悩によってなされた悪行の果てに落ちる地獄のことだといわれます。 

現地案内より

 

 

▼ 展望所からの眺め ▼雲仙 八万地獄

ルートからずれて50m程行くと八万地獄展望所があります。

 

地獄の向こうに旅館の屋根が見えていますね。案内の文字は焼けて薄くなっていました。

 

パイプが至る所に通っていて多分お湯を旅館に引いているのでしょうね。

 

▼ 八万地獄 ▼雲仙 八万地獄

 

▼ これは? ▼雲仙 八万地獄

 

 

 

雲仙キリシタン殉教記念碑

雲仙キリシタン殉教碑 キリシタンが厳しい弾圧を受けていたころ、幕府は改宗を迫る手段として、温泉の熱湯をかけるというひどい仕打ちを行っていました。

 寛永4年(1627)からの7年間にこの地で殉教していった者は33名といわれています。

 この地獄を見下ろす丘の上に建っている十字架は、今なお殉教の信徒をたたえています。

現地案内より

 

 

お糸地獄の山側を周る道沿いにキリシタン殉教記念碑があります。

 

5月第3日曜日に雲仙殉教祭が開催されています。

▼ 十字架 ▼雲仙キリシタン殉教記念碑

 

▼ キリシタン殉教記念碑 ▼雲仙キリシタン殉教記念碑

 

▼ 記念碑からの眺め ▼雲仙地獄

 

 

 

お糸地獄

雲仙 お糸地獄 その昔、島原城下で、たいけん裕福な生活をしていたのに密通をしたあげく、夫を殺してしまったお糸という女がいました。

 お糸が処刑されたころにこの地獄が噴出したので、「家庭を乱すと地獄に落ちるぞ」という戒めを込めてこの名前がつけられたといわれます。

現地案内より

 

 

島原市新山に地元ではお糸の墓と言われている今村刑場跡と言うのがありそこでお糸さんが処刑されています。

 

真知子岩

 昭和29年「君の名は」ロケ記念碑

 真知子役の岸恵子が手を付いた岩

▼ お糸地獄 ▼雲仙 お糸地獄

 

▼ 奥にキリシタン殉教記念碑 ▼雲仙 お糸地獄

 

▼ 真知子岩 ▼雲仙 真知子岩

 

 

 

大叫喚地獄

雲仙 大叫喚地獄 大叫喚という名前は、噴気孔から聞こえてくる低音(アー、オー)が地獄からの叫び声や喚き声のように聞こえてくることに由来しています。この音はガラス瓶に口を当てて吹いた時にでる低温と同じ原理で、噴気口を火山ガスが勢いよく通る際に発生します。

 

 大叫喚地獄は、雲仙地獄に現在30あると言われている地獄の中で、最も活発に噴気を出しています。噴気が活発な区域は長い年月をかけて西から東に移動しているといわれており、ここより西にある旧八万地獄(噴気が沈静化)やさらにその西にある原生沼(噴気が止まり植生が回復)と比べるとそのことがよく分かります。

現地案内より

 

 

▼ 観覧場所 ▼雲仙 大叫喚地獄

近くにあずまやも有ります。

子供の時の記憶ではもっと煙が上がっていたようなのですが単純に気温の為かもしれません。

冬場だと水蒸気の煙が勢いをましてそうですね。

 

通路をはさんで沢山の石積みがありましたがこれの意味等わかりませんでした。

 

▼ 大叫喚地獄 ▼雲仙 大叫喚地獄

 

▼ 謎?の石積み ▼雲仙 地獄

 

 

 

邪見地獄

雲仙 邪見地獄 邪見というのは、人をねたむ、みにくい心の事です。
 この温泉のお湯を飲むと、夫婦や友達の間で生じた、嫉妬心による不和を解消する、といわれています。
 ところが実際には強酸性の温泉で、とても飲めるようなものではありません。きっと、邪見を捨てる場所ということなのでしょう。

現地案内より

 

 

手前少し水蒸気が見える所が邪見地獄で奥側が大叫喚地獄。

雲仙 地獄

 

 

 

婆石と鏡石

▼ 葬頭川の婆石 ▼雲仙 葬頭川の婆石

 

 生前に悪い行いをした者に、どのような苦しみを与えるか判断する閻魔大王が座る場所が「葬頭川の婆石」です。

現地案内より

 

▼ 浄玻璃の鏡石 ▼雲仙 浄玻璃の鏡石

 

 

 鏡石は、亡者の善悪を見分けるのに使う道具です。

 閻魔大王も判断できない難題も、この「浄瑠璃の鏡石」に映せば一目瞭然、ただちに善悪が判定されるといわれています。

現地案内より

 

 

 

泥火山

雲仙 泥火山 雲仙地獄の泥火山は、硫化水素を含む高温の火山ガスによって溶けた岩石が白い泥となって、噴気とともに噴き上がり、火山のような形を造っています。

 火山は、火口から噴き出した溶岩が冷えて固まることで山体を作り、溶岩の粘り気によってできる山体の形が異なります。実は、それと同様のことが泥火山でも起こります。水分が少なく泥の粘り気が強いと急崚な形となり、粘り気が弱いと平たい形になります。

 その日ならではの泥火山の姿と表情をお楽しみ下さい。

現地案内より

 

▼ 粘り気がある所? ▼雲仙 泥火山 ▼ 粘り気がない所? ▼雲仙 泥火山

 

 

 

雲仙 足湯広場足湯広場

泥火山近くの足湯広場の写真を撮ろうと思っていたら故障中との事で使用禁止になっていました。

※2018/8/29 現在

 

ただいろんなホテル・旅館前にある無料の足湯があるでそちらを利用下さい。

 

 

 

旧八万地獄と湯神少彦名大神

雲仙 旧八万地獄湯神少彦名大神

 古来から温泉は神からの授かりものとして大切にされていました。
 湯神は、温泉神のことを言い、温泉の優れた効果や効力を神様としてまつった呼び名です。
 日本各地の温泉場にはよく温泉神社があって、その多くは大己責命と小彦名命の両神をおまつりしています。
 小彦名命は、大国主神(=大己責命)と相協力してともに国づくりを為されたといわれています。
 また、小彦名命は大己責命とともに医療や薬事に公徳のある医神、薬神(くすしのかみ)といわれており、ここ旧八万地獄の温泉にも「湯神」としてまつられています。

現地案内より

 

▼ 旧八万地獄 ▼雲仙 旧八万地獄

旧と名がつくだけあり白い土の色は見えますが噴気とか全然上がっていません。

 

ある程度の年月が経つと原生沼のように変貌していくのでしょうね。

 

湯神少彦名大神の前は大きく広場のように場所がとられていました。

 

▼ 湯神少彦名大神 ▼雲仙 旧八万地獄 湯神少彦名大神

 

▼ 湯神少彦名大神 ▼雲仙 旧八万地獄 湯神少彦名大神

 

 

 

公園 / 遊歩道

施設

寺 / 神社 / 教会

スポーツ関係

記念碑 / 慰霊碑 / 銅像他

場所 / モノ / 動物 / その他

眉山 登山 動画 機関車 雲仙普賢岳 噴火災害 自衛隊 平成新山 まゆやまロード 子守歌 オーシャンアロー 花火大会 イルミネーション 足湯 ダチョウ 遊学の里 眉山の森 北村西望 アヒル フェリー 三小 秋桜まつり ひまわり 杉の元スギ 七面ケヤキ シマバライチゴ 変な木 秋祭り 島鉄 日時計 白土湖 一枚岩 鮎帰りの滝 別所ダム おしどりの池 宝原つつじ公園 雲仙 仁田峠 紅葉 地獄 島原鉄道 朝焼け 沖田畷 初日の出 七万石武将隊 消防出初式 福屋 レトロ看板 積雪 保存樹 元池 灯台 堤防 ひなめぐり 鰐口 音無川 島原初市 水無川 春の花まつり 千本木展望所 山の神サクラ 地蔵 多目的広場 みらい館 ツツジ 水車 鴛鴦の池 白雲の池 石棺 マリンパークありえ 長浜海岸 眉山中継局 戸の隅の滝 展望台 不知火まつり 銀水 諏訪の池 眼鏡橋 原城 世界遺産 日野江城 龍石海岸
...

 スポンサードリンク

 

 



キーワード


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。