南島原市西有家町 戸ノ隅の滝
紫陽花と戸ノ隅の滝
県道47号線(雲仙西有家線)から小道に「戸ノ隅公園→」の案内がありますが少し小さいので見逃し注意かもしれません。
入ってすぐ(50m程)の十字路で左折、狭い道は対向できない区間もあり初めて来た時は大丈夫なのかといった感じなのですが500m程行くと戸ノ隅公園に到着です。
車は詰めて数台停まれるでしょうか?入口に以前は戸ノ隅公園の木で出来た看板がありましたが今回は見当たりませんでした。
場所:Googleマップ
戸ノ隅公園
▼ 戸ノ隅公園入口 ▼![]() |
▼ あずまや ▼![]() |
駐車スペース側には公衆トイレも用意されています。芝生の中を少し進むとあずまやがあり以前は山だけが見えていたのですが崩して工事している土肌が見えている箇所が正面にあります。
さらに進むと芝生の奥に盛り上がった個所が… 多分、土俵跡じゃないかなって感じですね。
また滝方面へと進む小道側にはゲートボール系のヤツをするグラウンドが用意されています。ここの小道にはツツジとアジサイが咲いており目を楽しませてくれますよ。
戸ノ隅の滝の木で出来た案内は壊れて地面に落ちている状態でした。去年来た時はこの近くに杖用の小枝が用意されていたのですが今回は見当たりません。
でも蜘蛛の巣対策として50cm程の小枝を探しましょう。左手に持って回しながら私は進んで行きました。
小路の脇の紫陽花を見つつ50m程進むとT字路にあたり右折。以前はここにも案内標識がありましたが見当たりませんね!?それでも進むと赤い矢印の案内がありました。
工事の重機の音を聞きつつ階段を5分程下って行くと柵の形状が変わりまた切れ目がある場所に到着します。
この切れ目から入って行くと戸ノ隅の滝の上流部分へと行く事が出来ますが正規のルートではなさそうなので自己判断で進んで下さい。
戸ノ隅の滝の上流(清水川)
▼ 細い道 ▼![]() |
▼ 柵の切れ目 ▼![]() |
赤テープもあるしとりあえず進むことは可能って事で上流部分を見学する為に行って来ます。
側溝のような施設沿いに少し(時間で1分程)進むと倒木&その先には茂った雑草といった場所になりストップ。
有家川の支流、清水川沿いへと降りていきます。上り下りが結構厳しいので行った際はご自身で判断して下さいね。
一度小道へと上がり戻って行きます。入ってきた柵の切れ間付近から再度川沿いへと降りると滝口付近へ到着。清水川対岸にはちょうどレンガを積み上げて造った壁のような感じの場所がありました。
滝口のすぐそば迄近寄る事が可能です。ただ岩を進むので滑りやすく万が一の可能性があります。大変危険ですので最大限のご注意を!
▼ 滝口そばの流れ ▼![]() |
▼ 滝口 ▼![]() |
滝口から滝壺側を見る事が出来ます。下の写真右側にある川沿い絵降りる扇状の階段が分かるかと思います。
遊歩道沿いの石像
フェンスの切れ間から20m程行くと左右に岩がせり出した箇所があり右に計3体、左に1体の石像があります。
ちょうどここが滝口(滝の流れ落ちはじめの所)の真上付近で見づらくはありますが木々の切れ間から滝が観賞できます。
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戸ノ隅の滝
▼ 滝が見えて来ました ▼![]() |
▼ 岩を滴り落ちる水 ▼![]() |
石像の所から2~3分程。階段を下って行くと滝が見えて来ます。しぶきも待っており涼しいと感じてしまいます。
またここに来る途中聞こえていた重機の音も全くなく滝の落ちる音だけが響いています。
戸ノ隅の滝は幅5m・高さ15mで、水量・渓谷ともに長崎県一と言われています。
また昔の公文書に「天狗岩の滝」と紹介されていたとの事。
県観光百選の地の石碑と石像。ゴールデンウィーク期間中に毎年行われている「戸ノ隅滝まつり」ですが昨年に続き今年も新型コロナの影響で中止になった模様。
滝口!先ほどはあそこの近くにいたんですよね。当たり前ですが滑って落ちると怖い事になりますよ。
飛び石を伝って対岸へと行く事も可能なのですが今日は水量が多いようで水に浸かっており安全に渡れそうにありません。
転んで服はもちろんカメラを濡らすのも嫌なので渡る事は断念しました。
下流方面を見ると…
行きはよいよい帰りは怖いって感じで階段を上って行きます。写した写真の時間で見ると上り始めて12分ほどかかり戸ノ隅公園のグラウンドにたどり着きました。
来る時は写していなかったので削られ工事中の山をパシャリ!
最後にもう一度言っておきます。今からなら「やぶ蚊対策」と「蜘蛛の巣対策」を考えて戸ノ隅の滝を満喫して下さい。
▼ グラウンドに到着 ▼![]() |
▼ 工事中の山肌 ▼![]() |