夏の白土湖と耳洗公園
白土湖
昭和62年から豊富な湧水に対する感謝を込めて島原水まつりが今年は8月4日にここ白土湖で行われました。
うかつモノの私は翌日に思いだし悔しい思いをしてしまいました。家でTV見ていただけだったのに…
その水まつりに合わせて白土湖周りの草刈りなどの整備が行われたので綺麗な白土湖を紹介できます。
▼ シラサキ ▼![]() |
スポンサードリンク |
現地案内より
白土湖
寛政四年(一七九二年)島原半島の主峰普賢岳の火山活動による眉山の大崩壊とともにできた湖です。
この時の大地変でこの一帯に地割れが生じ、地下水が湧きだして南北三~四町(三~四〇〇メートル)の池となり、なお水嵩は増すばかりでした。
藩庁では領内から一万人の人夫を集め、池の水を海に流すために水路を造りましたがその水路が現在の水無川です。白土湖の広さは約一万平方メートル、湧水量は日量四万トン、水温十六度、水のまち島原を代表する湧水であります。
昭和五十六年に国土庁から水緑都市モデル地区の指定を受け、昭和六十年には環境庁の名水百選に選ばれました。また水辺の緑道は昭和六十二年度の建設省の「手づくり故郷賞」を受けております。
![]() |
① 白土湖の案内 ② 湖水橋越しに白土湖 ③ 湖水橋の上から白土湖 ④ 整備された白土湖緑道 |
![]() |
|
![]() |
白土湖と眉山
▼ 白土湖桶川洗場 ▼![]() |
湧水槽は長さ6m、幅65cm前後の2本が並んでいます。農作物や日用の物を洗う場となっています。
すぐ横には石碑・石像が並んでありまた近くにも猿田彦大神の石碑があります。
このよく見る猿田彦大神ってなんなんでしょうか? |
|
|
猿田彦大神を調べると…
神様の先導を務めた事により道の神、旅の安全を司る神として庶民に愛されてきた神様。旅先の安全と帰ってからのお礼を込めて各地に造られたそうです。
▼ あずまや近くの橋 ▼![]() |
一般的に白土湖としか読んでいませんが正式には白土湖緑道公園と言うそうです。
橋の間を含めて白土湖は藻があり透明度が低いですね。鯉も泳いでいるのですけど!
車が停められる少しの広場が工事中になっています。何するんだろう? |
|
|
耳洗公園
当地は昔お茶どころだったといわれここから湧き出る清水でお茶を点てて美しい白土湖とこの清水を眺めながら四方山話に花を咲かせた古人達の憩いの場であったそうです。
こうしてこの屋敷を訪れる人々はここに来ると「世の中のいやなことわずらわしいことの全てが清い水で洗い流される」として「耳洗亭」とよんでいたところです。
現地案内より _____
▼ 公園入口 ▼![]() |
▼ ベンチに座り ▼![]() |
|
|
▼ あずまやから ▼![]() |
ここも藻が発生しています。 手を洗う用(飲む事は出来ませんと書いてある)の水が流れている所にも藻がどっさりで正直気持ちのいいものではないですね。
水が流れているだ多少は涼しむ事が出来るのかもしれません。 |
|
|