大野木場監視所(愛称:大野木場砂防みらい館)
大野木場砂防みらい館
いい色づきのイチョウが見える晩秋の頃、大野木場砂防みらい館に行って来ました。
国道57号線から2km程入った所になりますので少しわかりにくいかと思います。各所に案内はありますが分かりやすい国道からの入口は(Googleストリートビュー)
水無川沿い南側の小道を上って行くとたどり着けるので土地勘のない方は頭に入れておいてください。
場所:Googleマップ
▼ 大野木場監視所 ▼![]() |
▼ 無人化施工技術 ▼![]() |
住 所:〒859-1505 南島原市深江町戊2100-1
料 金:無料
定 休 日:年末年始(12月29日~1月3日)
建物側に普通車10台程度の駐車場があり旧大野木場小学校被災校舎東側に大型バスも駐車可能な空き地が用意されています。
新型コロナ感染対策で無人の検温システムと消毒液が用意されていました。
資料によると平成14年(2002)に出来たこの施設も噴火から30年経ち徐々に記憶も薄れてきたのか入場者はピーク時の10分の1となっています。
ここには出土したカメラや当時の写真がパネルで展示されていました。
▼ 土石流に被害を受けた安中三角地帯 ▼![]() |
▼ 灰と土砂に町が消えた ▼![]() |
溶岩ドームと被災した屏風岩横の普賢神社の写真があります。この十ヶ月ほど前に友達と登り横を通った事が記憶に残っています。
これから行く旧大野木場小学校被災校舎内部の写真をまとめて展示されています。
校舎内部自体はこの写真でしかうかがえないので記憶しておいてください。
詳しくは案内を参照してください。
旧大野木場小学校被災校舎
今回は歩いた流れで紹介したいと思います。
大野木場砂防みらい館を出ると目の前には旧大野木場小学校被災校舎が有ります。
現在は校舎の裏側へ回る事が出来るようになっていますのでまずはそちらへと足を向けたいと思います。
校舎内をよく見る事は出来ないのですが窓が割れ曲がった枠などを見ると高い熱にさらされてしまったことが伺えます。
校舎裏を周って校庭へと出て青空の中、校舎とその奥の今は落ち着いている平成新山をパシャリ!
▼ 旧校舎と平成新山 ▼![]() |
▼ 案内パネル ▼![]() |
この時期に訪れるのはこのイチョウの木が見たいからっていうのが理由です。
「このいちょうの木は昭和18年の本校卒業生が成人の日に記念植樹したといわれています
火砕流熱風で焼けてしまったかに見えましたがみごとにこのように生き返りました」
復活したイチョウの木の黄色い葉がとてもきれいに思えてしまいます。
遊具跡を見ると小学生が遊んでいる姿を思い浮かべてしまいますね。
▼ 砂場と鉄棒 ▼![]() |
▼ ブランコとシーソー ▼![]() |
校庭を一周して正門の方へと向かいます。様道にかかった所に昭和十五年に寄贈された二宮尊徳像がありました。
その先が正門です。今ある門票はは焼失直後に紛失したもので復元したものですと案内が書いてありました。