南島原市深江町 大野木場砂防みらい館
国土交通省 大野木場監視所
愛称を大野木場砂防みらい館と言う、国土交通省 大野木場監視所です。
上流での砂防工事従事者の安全確保の為、監視及び避難体制強化を図り平成14年にオープン。
雲仙・普賢岳噴火災害と復興をパネル・映像等で展示されています。入館・見学は無料ですので興味あられる方は行ってみて下さい。
すぐ横は被災した旧大野木場小学校があります。
▼ 普賢岳と砂防工事 ▼![]() |
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大野木場砂防みらい館
▼ 1階(火山砂防の広報) ▼![]() |
私は3階も行けるようですがこの時、行っていませんでした。 地下1階は緊急時作業員の避難場所確保という観点から設置されているようです。
この建物の4階が土石流・火砕流・溶岩ドーム等の監視する所で一般の方は立ち入り禁止になっています。 |
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旧大野木場小学校被災校舎
1991年9月15日に発生した火砕流にともなう熱風によって焼失。その当時のまま保存されています。 敷地内のイチョウの木も校舎とともに焼けていましたが、翌年には緑の芽が出て再生への活力を地域住民へ与えてくれた存在です。 |
▼ 小学校正門 ▼![]() |
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▼ イチョウと100周年記念碑 ▼![]() |
秋には再生したイチョウの黄色い葉がとてもきれいで力強い生命力を感じる事が出来ます。 また昭和57年(1982)に作られた100周年記念碑が残されています。
在りし日には子供たちが多く遊んでいたであろう遊具も錆びて曲がってもの悲しさを伝えているように感じます。 |
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▼ 玄関 ▼![]() |
表側の窓ガラスは殆どが割れてしまっています。しかし裏側は残っているので火砕流の向きが分かるかと思います。
避難指示によりこの小学校での人的被害が出なかったのが不幸中の幸いだったのかも知れません。その判断が無かったら、遅かったらと思うと… |
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