令和四年 秋! 平成新山ネイチャーセンター
2022年 秋のネイチャーセンター
島原市街地から見ると眉山の裏側となります。がまだすロード島原ICから山側へ600mほど進みしまばら火張山花公園の手前から左折。
千本木展望所を超え眉山登山口のところのすぐ先に右へと入る道がありますよ。※右写真は眉山登山口から撮影
垂木台地森林公園もすぐ隣なので右折の案内はどちらもあります。800mほどの一本道を進むとネイチャーセンターです。
30台ほどの駐車場があり入館は無料となっていますのでお気楽に寄ってみて下さい。
場所:Google マップ
休館日:火曜日(祝祭日時は開館)
Free Wi-Fi 無線LANスポット
公式HP:平成新山ネイチャーセンター
入るとすぐ受付があり入館の記帳する所がありますが特にしなくても構わないようです。
最初、大きな島原半島ユネスコ世界ジオパークサイトマップがあり島原市の各所を案内されていました。
▼ 平成新山の誕生 ▼![]() |
▼ 溶岩を顕微鏡で・・・ ▼![]() |
爆発のエネルギーを測定する装置ブラストメーターが世界で初めて火山観測のため垂木台地に設置。
1991年6月3日の火砕流を伴う火山爆発は広島型原爆の約半分のエネルギーになることが分かったとの事。
平成新山の山頂を調査ですぐそばで写しているしている写真は普通の人が立ち入れない場所なので一見の価値ありですよ。
島原の市街地付近は眉山が壁になっているのがよく分かります。
館内からは平成新山が目前に見えまた島原半島内の山々の稜線が窓に描かれています。
ほかに島原半島内のジオパークや各種案内が展示されていました。
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屋外へ出て奥へと進みます。途中で降りる階段がありますがそこは帰りがけに行くとして・・・
木でできた遊歩道を進むと石済みされた建造物が見えてきました。シェルターです。
木で出来た案内には「ここは、ふもとでは平成新山に最も近い施設で、仮に火砕流が発生すると約1分30秒で到達する距離です。(約2.5km)そのため、センタ内ではシェルターが30秒から1分あれば逃げ込める場所に設置されています。」と書かれていました。
▼ シェルター ▼![]() |
▼ シェルターの案内 ▼![]() |
さらに20mほど進むと上に続く階段が見えてきます。木で出来た階段を上ったところにはシェルターが用意されておりその上は展望台となっています。
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12時を過ぎて少し逆光になっているのが残念ですが適度な白い雲と青空もあり平成新山がいい感じで見えていました。
望遠レンズに変えて溶岩ドームをアップでパシャリ!
下記写真の左下に見えている屋根は隣接する垂木台地森林公園の垂木の山小屋と名付けられた建物です。
今回はそこまでいきませんがネイチャーセンターの駐車場付近からフェンスを開けて行く事ができます。もちろん小屋の中には入る事はできませんよ!
各所に案内などがありますが文字がかすれていたり見えなかったりしておりそういった設備の老朽化が見られます。
建物のほうへと戻り屋外に出て最初下り階段があり後で行くって言った場所に到着です。
階段を降りる所にある案内にはハチ・ヘビなどに注意の喚起と、いろんなことが知りたい方はスタッフが案内するのでカウンターで声掛けくださいとありました。
階段を下りてすぐのところにも案内がありました。
「平成新山の溶岩ドームは震度4以上の直下型地震をうけると崩壊する危険性があります。地震計が震度4以上を感知するとシェルターの鍵が開いては入れるようになります。詳しいことはセンタースタッフまでおたづねください。」と書かれています。
階段から降りた場所を軽く一周。ほぼ一面に葛が生い茂っていましたよ。では戻り駐車場へと・・・
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帰り道、ネイチャーセンターからまゆやまロードまでの道のりは結構風景がきれいなんです。
まずは葛の花越しに平成新山をパシャリ!そして遠くを見ると有明海越しに熊本県天草の島々が見えその奥の八代海まで見ることができました。
ぜひ足を止めて遠くの風景を楽しんでみて下さい。
▼ 葛と平成新山 ▼![]() |
▼ 有明海と天草 ▼![]() |
市街地のほうから見ると四つの峰の高さはほとんど同じように見えますが後ろからだとその高さが一目瞭然と分かりますね。
まゆやまロードとの接続交差点で右折(南回り)し進むと下りのまっすぐな直線が有明海に続いているように見える場所があります。ここもまたとても素敵な風景でお気に入りとなっています!