眉山より見る島原市内の桜
眉山登山
桜を山から見下ろそうと思い眉山登山をしてきました。昨年は休みと天候が合わず断念していたんですよね。
総合運動公園の桜は満開を少し超えた感じでしたが十分見頃で平日ですがお花見の人も多かったのではないかと思います。
地元スーパーのエレナでお弁当を買って行こうと思っていたのですが出来てあらずサンドイッチを買って出発です!
場所:Googleストリートビュー ※平成新山ネイチャーセンターへの別れ道がある地点です。
登山口 → 七面山(47分)
登山口付近の広い所に車を停めて登山開始(9:38)です。
近くに2×2で合計4つのベンチがありますがそれを除外して人工物を写して行こうと思っています。
階段を上り始めてすぐの所に借地標ってモノが設置されていました。
最初の階段、実際の時間で言うと3分程で上れるのですが気持ちがなえるようにつらいんです(笑)
上りきった所にはベンチ①(9:41)がありますが壊れて利用できない状態となっています。
ここからはほぼ平地って感じの道のりとなります。
「海の見える遊歩道」とありますが何度か通ってみても木で空しか見る事が出来ない状態しか体験したことがありません。
七面山と南峰の分岐点に到着(9:44) ベンチ②③があります。
何やら張り紙発見!「通行禁止 これより先は(天狗山・南峰)登山道では、ありません。危険ですので、通行しないでください。」との事。
南峰周りで一周しようと考えていたのが出来なくなりました。正規(七面山)ルートで上っていく事とします。
少し行った所にある小天狗方面へと向かう道にもトラロープと通行禁止の案内。
この時はこのルートのどこかが崩れたかしたのかなって思っていました。
そうすると「七面山山頂まで一〇〇〇m」の案内(9:48)
この辺りは多少のアップダウンはありますが基本的に緩やかな下り坂が続いていました。
橋の上で下側を見ると左右から木が倒れこんでいる渓谷?が先の方まで続いているのが分かります。
橋を渡るとすぐに七面山山頂への標識がありました。
すぐ側に二つ目の小さな橋、さらに三つ目の橋とその奥に七面山山頂への標識(9:53)です。
▼ ←七面山山頂 ▼![]() |
▼ 小さな橋② ▼![]() |
▼ 橋③と七面山山頂→ ▼![]() |
木で作られた階段が見えて来ました。そこから少し進むと山桜が切り刻まれています。
一昨年登った時には倒れた木に桜の花が咲いていたのが印象に残り写真を撮っていたので下に載せておきます。
▼ 刻まれた山桜 ▼![]() |
▼ 2021/3/23 ▼![]() |
もう読み難くなっていますが横に小さい文字で平成13年度島二小六年生と書かれていました。
ここからが本番というかきつくなるところなんですよ!
私は今の所必要ではないですが…
ベンチ④(10:00)があったので一休み。着ていたジャンバーを脱ぎ水分補給。
3分程でっしょうかね?休んで出発です。
少し行くとベンチ⑤がありヤマツバキの赤い花が周りに沢山落ちていましたよ。
さらに進むと大きな岩の上を進む場所がありました。滑ると怖いのでここはロープを利用しながら進む事にしました。
▼ ベンチ⑤(10:05) ▼![]() |
▼ 岩の道にロープ(10:07) ▼![]() |
10mほど進んで数秒休みって感じで坂道を上って行きます。
二つ近くにあるベンチを越えるとすぐに「七面山山頂まで二七〇m」の案内(10:16)
▼ ベンチ⑥⑦(10:16) ▼![]() |
▼ 山頂までの案内 ▼![]() |
この案内があると頂上まであと少し!頑張れ~ もうひと踏ん張りって所ですよ。
そして、ようやく…「七面山山頂 八一八.七m」の案内(10:25)と汚れて見にくくなっていますが平成新山の溶岩ドームって案内があります。
山頂から見える平成新山と眼下にある平成新山ネイチャーセンターや最近土砂を除き整備された治山ダム群スリットダムの所を木の枝の間からパシャリ!
▼ 平成新山 ▼![]() |
▼ アップで ▼![]() |
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七面大明神と山頂広場(休憩20分)
山頂のすぐ側に金属で出来た鳥居があります。昭和五十年(1975)製の金属で出来た鳥居で叩いてみると中は空洞のようでした。
鳥居を潜り少し下った所に七麺大明神の社が見えて来ます。
孫娘の健よかなる成長と元気な二人目の孫に出会えますように!
御幕(神社幕)に書いてあるように島原市寺町にある護国寺の中にある小高い場所(長久山)に七面堂〔七面大明神〕が祀られています。
こちらが分祀となるのでしょうか?
一昨年上った時にも何本か見つけていましたがウツボカズラっぽい感じの草花であるウラシマソウがまるで誰かが育てているように沢山ありびっくりです。
木で出来た眉山登山記念の杭がありその手前には集められた石と周りにはウラシマソウです。
この杭の後ろには「平成十一年十月吉日 島二小 六年生一同」と書かれていました。
背が低いベンチがありその横には「大崩落した眉山」とあるパネルが設置されています。
「眉山は1792年普賢岳の噴火が引き金となって、大崩落を起こしました。特に天狗山部分は、約3分の1が地滑りをおこして海に落ち、地震と津波を引き起こしました。その被害は対岸の熊本県にも及び、当時「島原大変日ご迷惑」という言葉が生まれました。(江戸時代・寛政4年)」
まだ11時にもなっていなかったので昼食はせずに眼下に見える範囲を撮影します。重くなりそうですが圧縮していない写真(数字が付いているモノ)を置いておきますので気になるものはクリックし拡大してみて下さい。
1.七面山より島原市街地
▼ 2.島原市立三会中学校 ▼![]() |
▼ 3.島原市立第四小学校 ▼![]() |
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七面山 → 天狗山(30分)
立ち入り禁止のトラロープが張られた先にある太陽光パネルが付いたアンテナみたいなモノの横を通ります。
するとこちらの道にも立入禁止の案内(10:45)がありました。まじか!って思いつつもせっかくここまで来たんだ方行ける所まで 自己責任 で進もうと決意!
その決意をくじけさせるようにさっきのベンチの所に杖を置き忘れた事に気が付き取に引き返しました…
結構急な下り坂を進んで行くと大岩の隙間を通る所へと到着(10:50)しました。
ここには現在階段が設置されています。これは2020年4月27日に来た時は無く2021年3月23日には設置されていました。
これがありこの場所を大文楽に通る事が出来ています。
時間にして5分弱ほど急な坂道を下る事になります。地面が濡れている時は大変危険だと思いますのでご注意下さい。
ほぼ平道になってきたら七天谷への分かれ道の案内(11:04)があり、その少し先に島原総合運動公園への分かれ道の案内(11:05)となります。
ここから島原総合運動公園へと下った記事があるので最後にリンクを貼っておきますね。登山や下山の参考にして頂ければと思います。
▼ 七天谷への分かれ道 ▼![]() |
▼ 総合運動公園への分かれ道 ▼![]() |
今度は上り坂となってきました。大きめの苔の生えた石で足元に注意しながら上って行かないといけません。
通常の土の道になり勾配がさらにきつくなる所にはトラロープが張られています。そうするともう少しなので頑張っていきましょう!
さらにその数m横には「←山頂」の案内(11:14)がありました。
あと坂道を上って行けば天狗山山頂へ到着(11:15)です。
今回初めて気が付きましたが頂上の石の奥側に石巻図根点を発見しました。
奥の岩が崩れているような箇所に何やら人工物が見えアップで写してみると大きな釘のようなモノが二本出ていますね。
天狗山での昼食と市街地撮影(休憩31分)
▼ 石巻図根点 ▼![]() |
▼ 人工物 ▼![]() |
▼ 弁当を・・・ ▼![]() |
2020/4/27に上った時の右写真には山頂より奥の崩れた箇所の真ん中よりやや右側に四角い杭のようなモノが見えています。
三角点だと思われますがそれが今回は見つける事が出来ませんでした。
数m先ではあるのですがそこに行くのは怖いので近づけません。こんな感じで崩れているので通行禁止となったんでしょうかね…
下の数字がある名前の写真はクリックすると圧縮していない画像となります。
▼ 6.島原市立第二中学校 ▼![]() |
▼ 7.島原市立第三小学校 ▼![]() |
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12.島原港とオーシャンアロー
▼ 13.ひょうたん池公園 ▼![]() |
▼ 14.眉山治山祈念公苑 ▼![]() |
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天狗山 → 小天狗(11分)
天狗山から見た小天狗方面の写真をパシャリ!崩れている所があるのが小天狗でその奥に重なるように南峰があります。
小天狗へと向けて出発(11:46)します。
この間の渓谷は3渓と呼ばれている箇所(11:52)となります。
山道の1m弱横はがけって感じの場所になりますが50cmほどがけ側が盛り上がっている?下側に山道がある?って感じで木も各所にあるなので恐怖心は無いですね。
それでも危険な箇所なので慎重に、無茶はせずに進む事が必要な場所と言えます。
天狗山と小天狗の間は一気に下り一気に上るって道筋となりますよ。
山道が一山超えて下りっぽくなりおかしいなって思い上側へと行けそうな場所を探し5mほどの高さを上ります。
正解で根の橋(私の中での名前)が見えて来ました。最初来た時これを渡る事が出来ませんでした。
左側は落ちたらやばい崖、右側は木があり何とか上がれそうな崖の間を通る幅1m強の根の橋です。
ロープもあるのでこの先に行けるんだなって安心感はあります。距離で10mほど先まで行けますよ。
ここで引き返したこともある私です(笑)って笑い事ではなく後1~2m先が頂上って所には高さ2mほどの細くとも木がありある程度の安心感があります。
1.2mの杖を横においてみたので広さが実感できるかなと思います。
▼ 目の前に頂上が… ▼![]() |
▼ 小天狗頂上(11:57) ▼![]() |
小天狗の頂上から市街地を見下ろして…
木の所に戻って先ほどいた天狗山をパシャリ!岩肌が見えて今にも崩れそうな感じがしますよね。
これから向かう南峰もパシャリと写しておきます。前は崩れて地肌が見えていましたが現在は緑で覆われている感じとなっていました。
▼ 小天狗より天狗山 ▼![]() |
▼ 小天狗より南峰 ▼![]() |
小天狗 → 南峰(16分)
▼ 奥から根の橋(11:59) ▼![]() |
▼ 壊れた標識(12:11) ▼![]() |
▼ トラロープ(12:12) ▼![]() |
渡るときに奥側からの写真をパシャリ!根の橋を渡って行きますよ。
ここからの道のりは山道に横切る形で二本の倒木があった以外は特に何もなく淡々そ進んで行きます。
七面山山頂まで1000mって標識があった付近へと下りて行く分かれ道の標識が散らばっていたのをまとめてみました。ここまで来るとあと少し!
トラロープがある坂道を上って行くとGPS観測局が見えて来ます。南峰到着(12:13)ですよ!
教室程度の広さでしょうか!?周りの木が切られて雑草も刈られている空間が出来ています。
南峰で一休み(休憩6分)
リックを下ろし水分補給です。せっかくなので少しだけ写真撮影。
望遠で天狗山と奥のタンカーや熊本県のクレーンも見えていますね。
眼下の島原港をパシャリ!
これは九商フェリーのレインボーかもめでしょうかね!?大牟田高速船も停泊中のようでした。
▼ 南峰より天狗山 ▼![]() |
▼ 南峰より島原港 ▼![]() |
南峰 → 海が見える遊歩道経由で下山(31分)
木にある案内が読めません… 「〇〇とざんぐち→」だと思うのですが眉山?南峰?
このルートも3~4年前から赤テープが随時張られているので迷う事はありません。ただ立入禁止の案内があるのでどうなるのか心配ではありますね。
少し行った所でさらに新しい案内を発見(12:20)しました。
「←仁田」の案内があります。仁田団地って事なんですよね!?
こういった新しいルートって誰が作っているのでしょうかね!?
きつい下りが終わり緩やかな下り道になってきました。それに伴い気持ちもあと少しって楽になってきますよね。
▼ 水平となった山道 ▼![]() |
▼ 南峰ルート立入禁止 ▼![]() |
▼ 海の見える遊歩道 ▼![]() |
最初の南峰と七面山の分かれ道というか立入禁止の案内があった所へと逆側から到着(12:32)しました。
さらに進んで海の見える遊歩道への分かれ道到着(12:34)
木が伸びたのか一度も海を見た事が無い私ですがもしかしたら今日は見えるかもって淡い期待をしつつ進みます。
曲がりつつ20mほど行った所にピンク色の花が見えて桜って一瞬思いつつ近づくとモミジでした。春に紅葉となるんですね~
▼ 桜発見! ▼![]() |
▼ 桜じゃないよ紅葉だよ! ▼![]() |
ほぼ下りて来て丸い広場の所へと到着(12:42)。ここにある案内では「七面山山頂 60分」とあります。
登山口の方へと歩いて行くと盛りを過ぎた感じの山桜がありました。
その木の幹近くには案内があり「見晴らしのいい散策道」とあります。
名前が違うのは、なぜ!?
▼ 山桜(12:43) ▼![]() |
▼ 垂木台地森林公園の案内 ▼![]() |
下山完了しました!(12:44)
今回の登山まとめ 3時間6分 2023/3/29
登山口 47分→ 七面山(休憩20分) 30分→ 天狗山(休憩31分) 11分→ 小天狗(休憩0分) 16分→ 南峰(休憩6分) 31分→ 下山完了
過去記事を紹介
・眉山登山(七面山→天狗山→小天狗→南峰)(2021年3月30日 公開)
登山まとめ 2時間35分 2021/3/23
登山口 43分→ 七面山(休憩16分) 28分→ 天狗山(休憩7分) 16分→ 小天狗(休憩2分) 15分→ 南峰(休憩4分) 24分→ 下山完了
・眉山登山(総合運動公園へ下山)(2021年11月1日 公開)