一切経の滝
雲仙市小浜町雲仙 一切経の滝
令和3年8月の大雨による土砂崩れがあった場所から一切経の滝へ続く道があります。
この場所にあった門のように造られたものも今は土台が残っているだけです。また奥にある青雲荘も改修工事中ですが3月19日に営業再開されます。
智恩洞の方からは行った事があるのですがこの場所から行くのは初めてです。
入口の場所:ストリートビュー
一切経堂
先には鳥居も見えているのでそちらを目印に進んで行ってください。
一人進める程度の小さな小道です。右手は土手になっていますのでその点はご注意を!
この鳥居の建立は平成十七年(2005)で神額は「一切経」となっています。
鳥居を越えて木が立ち並ぶ所に来ると杖用で小枝がたくさん用意されていました。これからの時期は蜘蛛の巣対策として持って行った方がいいかもしれませんね。 ※この時は必要ありませんでした
とにかく狭い道です。途中で一切経五〇〇Mの標識がありました。
その標識から少し進んだ所にある木に何やら書かれていました。近づき見てみると…
雲仙の三鈷の松(さんこのまつ) 普通の松は葉が二本なのにこの松は三本ある珍しいもののようです。高野山と交流があったためではないかという事が書かれていました。
落ちていますが神額は「一切経」となっているようですね。
そしてその側には橋がありその上から川上方面をパシャリ!
青雲荘側から入り始めて15分程で一切経堂へ到着です。平成二十年(2008)建立で神額に一切経観世音菩薩と書かれた赤い鳥居が見えて来ました。
ここ南島原市には西有家新四国八十八ヶ所霊場が各所にあり目にします。その四十九番礼所がありました。
▼ 神額「一切経観世音菩薩」 ▼![]() |
▼ 四十九番礼所 ▼![]() |
扉を開けると火は消えてしまっているようですが線香の匂いがしています。
前回来た時は火が付いた線香もありまた滝行をされていたのでしょうか声が聞こえていました。調べてみると…
お経:お釈迦様の経典の事
念仏:仏様を思い浮かべたり、名を唱える事
どちらだったのかは分かりません…
お堂のすぐ左には稲荷大明神の鳥居と祠がありました。
▼ 稲荷大明神 ▼![]() |
▼ 神棚 ▼![]() |
下りて行くと手水舎がありその先には小さな祠・石像が幾つか並んでいます。
ここから水が落ちているようで前回来た時は女性の方の声が聞こえており滝行のようなので回り込み見る事が出来ず引き換えした事がありました。
今回は線香の匂いはするのですがこういった声も聞こえなかったので下りて行く事にします。
一切経の滝
祠が幾つか習っている所からさらに下に降りようとする所には「長崎県新観光百選土地」の標識がありその先に滝が少しだけ見えています。
下りると小さな祠が二つあってその横には滝行をするところでしょうか!?二筋の水が落ちて来ています。
上を見ると先ほどいた所の祠や石像が見えています。
下を見ると滝が見えて来ます。目測で滝が3m全体で数mって所でしょうか?
足場を注意しながら滝壺へと下りて行きます。
▼ 滝を見下ろして ▼![]() |
▼ 滝壺側へ下りて ▼![]() |
この時は気づいていなかったのですが木に巻かれた青いリボンが写っています。
後で調べると行基洞って場所が川沿いに10数分下り斜面を10分程上るとあるそうです。
標識等案内がほとんどないとの事なので行かれる方はよく調べてチャレンジしてみて下さい。
来た道を引き返すのではなくそのまま智恩洞の方へと進みます。それは別ページで紹介したいと思います。