霊丘公園を散策
霊丘公園
知ってそうで知ってない。大人になってからはなかなか足を踏み入れない場所ってあります。ここ霊丘公園も海側の小山は長いこと登っていません。
グラウンド向こうの小山をまずは目指したいと思います。何か山の上にあったんだよなって小学生時代以来で少しワクワクしてますよ。
島原護国神社
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九州鎮撫総督として沢宣嘉(のぶよし)が長崎に着任すると、島原藩は安芸藩とともに大波止の警備につきました。
藩主・忠和は朝廷に対して、慶喜は実兄であるが、王事よりほかに他意はない。兄弟の縁は問わないことを伝えています。
さらに沢総督から奥羽への出兵要請を受けて、出羽国船川に上陸し、秋田へ出陣しました。その後檜木山から湯の沢をへて転戦し、一時は敵に囲まれて苦戦しました。ここで磯野波蔵、小沢文十郎、木下鉄之助が戦死しました。角館(かくのだて)にひきあげた後、長崎の振遠隊(しんえんたい)と合流し、南部領へ進みました。盛岡藩の降伏後に東北の反乱も平定したため、解兵の令がおりました。
引用 旅する長崎学 (島原藩2-戊辰戦争)_____
海沿いの小山からの風景
児童遊具施設と機関車
植木元太郎像
_____ 植木元太郎(うえき もとたろう、1857年9月19日(安政4年8月2日) – 1943年(昭和18年)1月25日)は日本の実業家、政治家。島原鉄道および口之津鉄道(のち島原鉄道に合併)、温泉軽便鉄道(のちの雲仙鉄道)、小浜鉄道(同)を設立し、島原半島内の鉄道網の整備を進め、のち初代島原市長を務めた。号「鉄狂斎」。
引用 wikipedia _____
霊丘神社への道を挟んでテニスコート横にあります。回りの木で道から見つけにくい場所にありますが機関車と共に訪れて頂きたい場所です。
機関車横の小山、八百万の神 神社
社殿内のアップで見ると旗に「満島稲荷大明神」の文字があります。Googleの地図で見ると満島稲荷神社ってあるのでそれがここなんですかね。
その他に石祠が所々にありました。沢山神様が祭られているようです。 |
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池の所に大きな碑がありなんだろうという事で近くまで行き見て来ました。
東筆丸山先生頌徳碑 と刻まれてありこれも家に帰り調べると幕末・維新の頃の方でした。
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かねて禁門警備にあたっていた丸山作楽は、八月十八日の政変により長州藩など京都の尊王攘夷派が一掃され、公武合体派の勢力が強まったため、島原藩に戻りました。そして1863年(文久3)に上新丁(武家屋敷跡近く)に私塾・神習処(かんならいどころ)を開き、藩士に国学と神道を説き、尊王思想を鼓舞しました。しかしあまりにも丸山作楽の思想と行動は激しかったため、島原藩の忌避するところとなり、謹慎を命ぜられています。三条実美ら5卿が大宰府に移されたと聞いては、脱藩して島原藩に迎え入れようとしましたが、実現しませんでした。
引用 旅する長崎学 (島原藩2-島原藩幕末の志士たち)_____
この東筆丸山先生頌徳碑の横に地を這っているような松の木がありました。
へんな木と言ったらいけないのかもしれませんが…
折れないように添え木はあったんだけどよくこれで育てたよねとある種の感動ですね。
霊丘神社
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霊丘神社の左側には「蚕霊神社」とあり明治期養蚕業が島原でも盛んになったようです。地元でありながらそう言った事は忘れ去られていくんですよね。 それと各種、記念碑・祈念碑が有りました。
右側に「潜龍園神社」がありました。 明治16年(1883)高力氏の後をうけた島原藩主松平氏7代の霊を合祀し、現在の霊丘神社と改称したとの事で社殿の中には有名な家康の遺訓が額縁に入っていました。 |
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徳川家康の遺訓
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。おのれを責めて人をせむるな。及ばざるは過ぎたるよりまされり。
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■ 追記です
弓道の練習
上記とは別の日ですが電車・駅の写真を撮ろうとカメラを持参していたら弓道の練習をされていました。弓と袴がカッコよく写していいか尋ねると快く了承頂きました。
こんなに遠くの的に当てれるんです! 大きな木が沢山あるこの霊丘公園と袴姿がマッチして練習風景も厳かに感じられます。
以前この場所には弓道場があったのですが長崎国体に合わせて体育館横に新設されここの建物は取り壊されてしまいました。 |
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