耳洗公園と鰐口
島原市上の原 耳洗公園
_____ 本園の由来
当地は昔お茶どころだったといわれここから湧き出る清水でお茶を点てて美しい白土湖とこの清水を眺めながら四方山話に花を咲かせた古人達の憩いの場であったそうです。
こうしてこの屋敷を訪れる人々はここに来ると「世の中のいやなことわずらわしいことの全てが清い水で洗い流される」として「耳洗亭」とよんでいたところです。
現地案内より _____
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15m×20m程度の広さの公園で水が流れていますが飲用する事は出来ないのが残念。
駐車場はありませんが白土湖のすぐ側にありトイレの施設が用意されていますので散歩の途中などには重宝するのかも知れません。 |
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水が流れている所は藻が発生しており奇麗とは言いずらい状況なのが残念。
清掃された後ならそういった所もなくいい感じの憩いの場になっているのかも知れませんね。
この時、私はスクーターで寄って来ました。 |
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島原市指定有形文化財 鰐口
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白土湖と新山を結ぶ道沿い(崩山町)にあるお堂。 鰐口という梵音具があり島原市指定有形文化財に登録されています。
白土湖から100m程。右手に御堂と道沿いの並んだ仏像が目印です。 |
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この観音堂は島原半島三十三霊場の六番礼所です。御堂には鰐口という梵音具があります。
金口とか金鼓、打金などとも呼ばれます。
寛政四年(一七九二)の島原大変で御堂が被害を受け、鰐口も流出しましたが、白土湖近辺の水田で掘り出されて元のお堂に戻りました。
鰐口の表には西海道肥之前州高来郡深江村住衆為二世寄進之、寛文十庚戊天九月望日願主海岳了智敬白。
裏には奉寄進肥前高来郡三会村寛文十年戊七月吉日大津伝右衛門と銘文されています。
現地案内文より
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お堂に鍵は掛かっていないので中を見る事が可能です。
六体の菩薩像が納められていました。
中も汚れた感じはなく定期的に清掃されている事が伺えます。 |
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