島原市有明町大三東 有明温泉神社
有明温泉(ありあけうんぜん)神社
場所を説明するのが難しい… 大三東小学校から直線距離で300m程。
鳥居の前に三台ほど停められる空き地があります。また先に進み境内にも駐車可能。
私はスクーターで来て境内に停め階段を降りて鳥居から撮影開始しています。
場所:Googleマップ
結構近距離(1km圏内)に大野温泉神社・湯江温泉神社もあるので間違えないようにしてください。
駐車場から鳥居(TOP画像)を見ると朱色はしていませんが木で出来た神額に正一位薬師稲荷神社と書かれた鳥居。
そのすぐ後ろに石で出来た宝永五年(1708)建立の一の鳥居。
神額「温泉神社」と書かれています。
その少し先にある道の手前右側に小さな池のような場所があり石碑と石で出来たカエルの像がありました。
道を隔てて階段前に平成十八年(2006)建立、神額は「温泉神社」と刻まれた二の鳥居。
そして落ちた枝や葉が結構ある階段を上って行きます。
階段を上ると逆光になっていますが石灯篭の奥に皇紀二千六百年(1940)記念と刻まれた三の鳥居。
神額はこれも「温泉神社」となっていますね。
鳥居の少し手前に少し変わった一対の狛犬が鎮座しています。 |
▼ 三の鳥居 ▼![]() |
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三の鳥居の右後ろに手水舎があります。コロナの影響ですかね、柄杓は置いてありませんでした。
正面にある拝殿をパシャリ!
拝殿の前には三対の狛犬が連続して鎮座しています。この神社時は狛犬が結構奉納されているんですね。
三ノ鳥居前にもあったのでこれが二対目の狛犬。2006年に奉納された比較的新しいものとなります。
▼ 吽形子持ち狛犬 ▼![]() |
▼ 阿形玉持ち狛犬 ▼![]() |
昭和十八年(1943)奉納された三対目の狛犬です。阿形狛犬の足は修理されたようですね。苔が体を覆っており歴史を感じさせます。
▼ 吽形狛犬 ▼![]() |
▼ 阿形狛犬 ▼![]() |
拝殿へと上がる階段の一番上に四対目の小さな狛犬が鎮座。奉納された年は意識してみていなかったのでちょっと不明。次回行った時に確認してみます。
またどちらも阿形となっていますね。
▼ 阿形子持ち狛犬 ▼![]() |
▼ 阿形玉持ち狛犬 ▼![]() |
拝殿の扉を開けてちょっと雑です靴のがかかとを踏んだまま少し下がり撮影。
お賽銭を納め孫娘が元気に育てくれますようにと参拝し中へと足を進めます。
神社の壁には昭和天皇をはじめ天皇家の方々の写真が飾られています。
また祭りの時の写真が沢山あり何年もそして、たくさんの方が関わっている事が伺われます。
幣殿を見ると幣の奥に狛犬が鎮座しています。
これで五対目の狛犬となります。少し変わった感じの姿をしています。
幣の所から先に進む事は出来ませんし台座もなく体に書かれているかもしれませんが奉納された年も不明ですね。
▼ 吽形狛犬 ▼![]() |
▼ 阿形狛犬 ▼![]() |
いつものように幣殿側から拝殿、そして境内が見えるカットでパシャリ!
また、その撮影地点側にはおみくじ結び所と平成十七年(2005)に古希記念に奉納された石灯篭があります。
後ろには短歌「故郷の 鎮守の杜に佇みて 来しき感謝と 行く末祈る」と刻まれていました。
逆側にある手水舎そばの垣根の所に破損した神額が3つほどおいてあります。
「四面大明…」「…幾崎神社」「稲荷…」と読める所には書いてありました。
そこから振り返って見ると手水舎の奥には赤い鳥居が続いています。
今度はそちらを紹介したいと思います。
末社 薬師稲荷大明神
三の鳥居の左側、変な狛犬の所から赤い鳥居が続いています。正確には数えていないのですが二十本程度だと思われます。
▼ 千本鳥居 ▼![]() |
▼ 白狐と社 ▼![]() |
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社の神額には「薬師稲荷大明神」とありました。
心願成就の祈念や感謝を込めて鳥居を奉納する習慣が江戸時代以降に広がったとの事。
「願いが通りますように」と気持ちを込めて鳥居潜って行くといいとの事です! |