南島原市有家町山川 温泉神社
有家温泉(ありえうんぜん)神社
二の鳥居の側にある案内には「天正八年(一五八〇)領主有馬晴信のキリシタン改宗政策により仏教破壊の指令に基づき仏教関係の破壊投棄が行われ、古来からの修験道の歴史はこの時一端断絶した。 島原の乱終結後、寛永十五年三月再建され四面大明神として修験道も復活し金剛院の併置となった。」とあります。
場所は国道251号線から県道132号線(雲仙有家線)に入り2kmほど上った所からさらに小道に入った所となります。
場所:Googleマップ
境内に数台車を停められるスペースがありますが一の鳥居は200m弱離れた場所となります。
昭和十一年(1935)建立一の鳥居。神額は「温泉(うんぜん)神社」とありました。
鳥居の柱に「明治陸年」とあり明治六年(1873)建立の二の鳥居。
神額は「四面宮」 とありました。
二の鳥居の左側に少し回り込んで行くと小さな祠が二つあります。
戻って二の鳥居を潜るとすぐに小さな石橋がありそれを渡って進んで行きます。
文化七年(1810)と刻まれた石灯篭があり上部には山門(後ろ側)を向いた狛犬が鎮座していました。
また山門には向かって左側に「随神 右大臣」と 右側に「随神 左大臣」と案内されている像があります。随神とは”かんながら”と読むそうです。
格子がありうまく写すことが出来なかったので現地に行かれた時に確認してみて下さい。
また右側を見ると鳥居の後ろ側か見ています。山道とはズレた方を向いているのでどう表現していいのか分かりませんがここでは三の鳥居として案内します。
回り込んで正面からパシャリ!
神額は「温泉社」とあり柱には「明治陸年第五月吉日」とありました。
明治六年(1873)って事のようです。
少し戻って拝殿を正面からパシャリ!
その手前に狛犬が鎮座していますがすぐ手前に木があり全体像を見る事が出来ません。
▼ 吽形子持ち狛犬 ▼![]() |
▼ 阿形玉持ち狛犬 ▼![]() |
近寄って狛犬を見ると台座に平成七年(1995)奉納と刻まれた力強い感じの狛犬が一対鎮座していました。
拝殿の扉は閉まっていましたが賽銭入れ用の一角ありそこから気持ちの賽銭を入れいつものように孫娘の健よかなる成長と両親の健康を願って…
またその一角にレンズを押し当て中を撮影させて頂きました。
▼ 本殿 ▼![]() |
▼ 石塔群案内 ▼![]() |
横から拝殿を回り込んで行きます。本殿をパシャリ!そして本殿の後ろ側には多数の石塔が並んで置いてあります。
南島原市指定文化財「有家四面宮・金剛院跡石塔群」とありました。詳しい説明は下写真をクリックして頂くと大きな画像で文字が読めると思います。
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▼ 金剛院跡 ▼![]() |
▼ 案内 ▼![]() |
社殿に向かっての左横側には開けているスペースがあります。その区画に入ってすぐ金剛院跡の石碑と案内がありました。
トイレを含めて滑り台・ブランコ・砂場が設けられており真ん中ではドッチボールぐらいできるスペースがあり近くの子供たちが遊べるように作られたのではないかと思われます。
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大明神
Googleマップで見ていると有家温泉神社から直線距離で約200m西に行った所に大明神と書かれた案内があったので今回行ってみる事にしました。
白い鳥居と石灯籠がありどういった神様なのかよく分かりませんでした。
後で調べると奥の小山には赤い鳥居が見えているそうですが畑の隙間を通って行かないと進めない感じでなかなか難しいかなって思ってしまいました。
場所:Googleマップ
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