湯江温泉(ゆえうんぜん)神社
島原市有明町 湯江温泉神社
日本初の国立公園(1934)に制定される前は現在の表記で「雲仙」を表す場所の漢字が多数あったそうです。
その中の一つが「温泉」と書いて”うんぜん”と読むモノでした。その名残で湯江にある温泉神社を紹介します。
昭和十一年(1936)建立の一の鳥居。神額「温泉神社」とあります。
場所:Googleマップ
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日露戦役紀念と刻まれた石灯籠。その足元にはすぐ後ろにある二の鳥居の神額だと思われるモノが置いてあります。
その神額には真ん中に「温泉神社」、向かって右が「天満神社」で左が「賀茂神社」とあります。左が上位って事なので向かって右の天満神社、そして賀茂神社という順位かなと思われます。
数段の階段を上った所に建立年は分かりませんが三の鳥居。神額は「産土大命」とありました。
その後ろには結構な段数がある石段があります。植木で見にくい状態となっていますが数段上った所の右側に昭和十一年の改築記念碑があります。
石段の中腹に一対の石灯籠がありそれには向かって左に天満宮、右には四面社と刻まれています。
結構階段で足にクルものがありましたが上り終える事が出来ました。
▼ 石灯籠「天満宮」 ▼![]() |
▼ 石灯籠「四面社」 ▼![]() |
石段の中腹に一対の石灯籠がありそれには向かって左に天満宮、右には四面社と刻まれています。
階段を上り終え右側には手水舎。
その奥には「平成元年 温泉神社改築奉納者名」と題された石碑が設けられています。
そして正面を見ると拝殿がありました。
▼ 吽形玉持ち狛犬 ▼![]() |
▼ 阿形玉持ち狛犬 ▼![]() |
拝殿の前には大きめの玉を持った一対の狛犬が鎮座していました。
拝殿の扉を開く事が出来ました。
いつものように二人の孫娘の健よかなる成長と両親の健康を願って…
▼ 拝殿内部 ▼![]() |
▼ 幣殿 ▼![]() |
拝殿内にある神額には向かって右に「温泉大神」左に「菅原大神」とありました。
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また拝殿に入る所や中に無人のおみくじや御朱印の授与所が設けられており金銭は賽銭箱に入れて下さいとの事でした。
いつものように拝殿内から外を見るカットでパシャリ!
絵馬掛け所が設けられていました。
砲弾を模した石碑があり日独記念と書かれています。台座の文字を見ると「大正三四年」とか「戦役出征者」の文字があり第一次世界大戦の時のモノのようでした。
ただこれがどういった建物なのか神額もなくシャッター?がしまった感じとなっておりよく分かりません。
二の鳥居前にあった神額らしきモノにも天満宮って刻まれていたので多分この建物がその社だと思われます。
拝殿の右側へと向かう時におみくじ結び所が設けられていました。
小さな社がありその建物には神額らしきモノがあるのですが文字が読めません…
それでもよく分かりませんが「賀茂神社」でいいのかな?って思っています。
過去記事
・島原市有明町 湯江温泉神社(2022年5月21日 公開)
・島原市有明町 湯江温泉神社(2019年10月21日 公開)
▼ 社 ▼![]() |
▼ 社内部 ▼![]() |