島原市 大野温泉(おおのうんぜん)神社
島原市有明町大三東 大野温泉神社
国道251号線から島原市役所有明支所の前を通る小道を進んでしばらく行くと右側に鳥居と大野温泉神社と刻まれた社名標石が見えています。
鳥居の手前に2台ほど駐車可能なスペースがあります。また横から境内へと入っていける道が出来ていますね。
場所:Googleマップ
神額が「温泉神社」と書かれた明治三十年(1897)建立の鳥居。
大三東村と刻まれているのが時代を感じさせます。
鳥居を過ぎてすぐの所に建物があり「大野温泉神社々務所 御用の方は68-0151」と書かれていました。
ちなみに市外局番は「0957」となります。
30m程参道を進み石灯籠を越えるとすぐ左手に手水舎が見えています。
手水鉢には「享保十六(1731)十二月二十八日」と刻まれていました。
▼ 手水舎 ▼![]() |
▼ 手水鉢 ▼![]() |
「昭和二十九年七月建立 〇〇碑 大野森林保護組合」とありますが〇〇の所がよく分かりません…
拝殿前には台座に西暦二〇〇五年建立と和暦ではなく西暦で刻まれていた狛犬が鎮座しています。
▼ 吽形子持ち狛犬 ▼![]() |
▼ 阿形玉持ち狛犬 ▼![]() |
いつものように二人の孫娘の健よかなる成長を願って…
拝殿に入らせて頂いて壁の写真を見ていると昭和十二年(1937)と書かれた遷座祭の写真がありました。
▼ 幣殿 ▼![]() |
▼ 遷座祭 ▼![]() |
拝殿の右側の方へと目を向けると砲弾のような形をした「日露戦役記念碑」がありました。
またその奥の本殿横へと続く参道がありその先に鳥居が見えています。
すすんで振り返って鳥居を見てみます。
神額に「四面社」と刻まれた享保十六年(1731)建立の鳥居。
四面宮(しめんぐう)とは約1300年前に文武天皇が九州の守り神をまつる神社として雲仙に建立するよう命じたといわれています。
そのすぐ後ろにある石灯籠には享保二年(1717)の文字がわかります。
本堂の後ろを周って行くと新しい石祠がありました。
近寄って見てみると「大浜神社」とあり令和五年一月十一とあります。今年じゃないか!
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いつも写している拝殿内から外を見るカットを撮影し忘れ… ってことで参道を逆から撮った写真を載せて〆たいと思います。
過去の記事を…
・島原市 大野温泉(おおのうんぜん)神社 (2022年4月27日 公開)
・島原市有明町 大野温泉神社 (2020年9月14日 公開)