島原市宮の町 猛島神社
夏の猛島神社
国道251号線から少し入った場所にありますが島原鉄道島原駅から直線で約300mの位置となります。
島原城の築城(1618年)前から信仰されていました。築城後はお城の鬼門を守るとの事で現在地へと移転して来たとの事。
大正十三年(1924)建立の一の鳥居。神額には「猛島神社」。
主祭神は五十猛尊・大屋津姫命・抓津姫命との事です。
場所:Googleマップ
一の鳥居すぐ横には「総社 猛島神社」と刻まれた社号標がありました。
一部池の水に浸かっている箇所もありここに来るたびにいつも見てしまう私がいました。
少し進むと昭和七年(1932)建立で神額「猛島宮」と刻まれた二の鳥居。
正面に見えるのが社務所となっています。窓と玄関の扉が少し開いているようです。関係者が居られるのかな?
社務所側には少し表面が剥がれている凛々しいタイプの一対の狛犬。
吽形狛犬の台座には「満●」、阿形狛犬の台座に「光神」と書かれていました。 ※●は読めませんでした
▼ 吽形狛犬 ▼![]() |
▼ 阿形狛犬 ▼![]() |
まずは手水舎の方へと進みその奥にある小さな池へと落ちている水が美音の滝と名付けられた場所となります。
鳥居に書いてある文字が輿水楽建立年がよく分からない三の鳥居。神額には「猛嶋神社」とあります。
鳥居の前にも一対の狛犬が鎮座しています。
三の鳥居少し手前にある昭和五十一年(1976)奉納された狛犬。左の狛犬は少し口が開いていますよね?吽形と言っていいのか阿形なのかよく分からなくなりました…
▼ 阿形?狛犬 ▼![]() |
▼ 阿形狛犬 ▼![]() |
鳥居の左右に文化九年(1812)奉納された石灯篭。碑文を見ると島原村とあるので時代を感じさせますね。
その石灯篭の上にも小さな狛犬が鎮座。左側にある逆立ち狛犬の足は破損しているようでした。
▼ 阿形逆立ち狛犬 ▼![]() |
▼ 吽形立ち狛犬 ▼![]() |
10段程度の階段を上ると正面に拝殿が見えて来ます。手前の左右にある松の木にはおみくじが多数結ばれていました。
拝殿前には片足を上げて座っている一対の狛犬が鎮座しています。
台座を見ると寿永三年(1184)とありここへ神社が移転する時に一緒に持って来たって事なんでしょうかね!?
▼ 阿形狛犬 ▼![]() |
▼ 吽形狛犬 ▼![]() |
いつものように孫娘が元気に育ってくれますように!両親が長生きしてくれますように…
拝殿に入らせて頂きました。壁には明治百年記念(1967)として昭和天皇と歴代内閣総理大臣の写真が飾られていました。
その奥には沢山の御神酒がお供えされており本殿の方には御鏡が見えています。
そしてこれもいつものように中から外を見るカットでパシャリ!
正月にお参りした時は開いていましたが普段は扉が閉まっているようですね。
一段高く玉垣に囲まれた小さな石祠がありました。どういった神様なのかよく分かりません…
さらにその左右から後ろに掛けた倒れかけた感じのもありましたが多数の石祠が設けられています。
拝殿の右側(海側)へと進んで行くと大きな石の台座の上に石碑・石像が幾つかありました。以前は一列に並んでいたのですが石像が後ろ側へと移動されているようです。
その中には木が燃えた残りがありました。もしかして雷でも落ちて燃えてしまったのでしょうかね?
お稲荷様なんでしょうかね?
本日(8/3)は島原市で160人のコロナ感染があったようです。一週間ほど前の100人越えでびっくりしていたんですがそれで収まらない状況になって来ました。
日常が早く取り戻せますように!