雲仙市 多比良温泉神社
雲仙市国見町 多比良温泉(たいらうんぜん)神社
国道389号線、国見高校から南へ約800mの道沿いに鳥居が見えています。
一の鳥居の柱には「昭和拾壱年(1936)」とあり神額は「温泉神社」とありました。
1934年に国内最初に国立公園と指定される前は各種の表し方がありその一つが「温泉」と書いて「うんぜん」と読んでいたそうです。
場所:Googleマップ
一の鳥居を潜り約200m進むと二の鳥居が見えて来ます。建立年は分かり暗線でしたが神額には「四面大明神」と刻まれていました。
二の鳥居から右側に少し進んだ所から駐車場へと入る事が可能です。
車を停めて二の鳥居まで戻ってきます。鳥居を潜った所には手水鉢がありました。
左手側を見ると「忠魂 陸軍大将 金谷範三書」と書かれた碑がありその左手奥に帝国在郷軍人舎から奉献されたモノがあります。
なんと言えばいいのか… 今風に言うとモニュメント的なモノとなります。
▼ 忠魂碑 ▼![]() |
▼ 奉献物 ▼![]() |
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少し行くと鳥居が見えていますがその右手に大きな石灯籠的なモノがあります。その前の石碑には「親王殿下御降誕奉祝記念」と刻まれていました。
明治三十年(1987)建立の三の鳥居の神額は「温泉神社」と刻まれていますが「泉」の文字の所が読みづらくなっていました。
さらにその手前には小さいですが一対の狛犬が鎮座しています。左側に吽形の子持ち狛犬で、右側に阿形の玉持ち狛犬です。
手水舎に狛犬って珍しく感じてしまいましたよ。
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30年近く前に出来たものですが白くもっと新しいのかと思ってしまいました。
いつものように二人の孫娘の健よかなる成長を願って…
▼ 吽形子持ち狛犬 ▼![]() |
▼ 阿形玉持ち狛犬 ▼![]() |
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入る所に賽銭箱があるのですがその横には御朱印があり拝殿内にはお守りなどが無人での授与所が設けられていました。
▼ 幣殿 ▼![]() |
▼ 拝殿内より ▼![]() |
拝殿に向かって右側に小さな建物がありこの時は神輿殿と思っていました。
このページを作る時に写真で神額を見ると達筆で読めない… って思っていましたが「社神野熊」を右から左に読むと分かりました。
摂社「熊野神社」でしたね。でもお詣りしていませんでしたよ。
これを四の鳥居と呼んでいいのか分かりませんが境内の横側にも鳥居があります。
神額には「四面社」とあり柱に刻まれている文字は読み難く建立年はよく分かりませんでした。