光伝寺と叶寺そして祇園山
島原市寺町 光伝寺
島原市内にお寺がたくさん集まっている町から来た町名の寺町。その寺町にある光伝寺を紹介します。
山門の柱には「日蓮宗 光傳寺」と書かれています。元和二年(1616)島原藩主、松倉重政が土地を寄進し諸堂を建立したのが始めとされています。
実際には護国寺からの裏から入ったのですが紹介ページでは山門から順を追っていきたいと思っています。
場所:Googleマップ
▼ 手水鉢と仏像 ▼![]() |
▼ 釣鐘 ▼![]() |
山門のちょうど裏側にあたる所に手水鉢そしてその左右に仏像が鎮座していました。またさすぐ側に釣鐘がありました。
本堂の扉は閉まっており左側から本堂を回り込むように奥へと行きますが何か工事中のようでテントを立てて作業を行っている方がおられました。
▼ 正面より ▼![]() |
奥に行くと墓石をまとめて山のようにした場所があります。これの名称が何かあるのかもしれませんがよく分かりません。
近くに小山もあるので上から撮った写真も載せています。墓石の山って感じですよね。 |
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祇園山 稲荷社
光伝寺の奥に祇園山という小高い山があります。上り口の石碑には向かって左に稲荷社、右に祇園山と刻まれた石碑があり中央の階段を上って行くと日蓮上人像が立てられています。
日蓮上人像は有明海を見るように立っておりその後ろには三つの像が並んでおり左からキツネに乗った稲荷大明神像。
16世紀には当時の領主嶋原純茂のもと祇園祭が行われていたとの事。さらに近年まではこの地に社が残っていたとの事です。
眼下を見ると光伝寺のお墓や本堂そしてその先には有明海越しに熊本を見る事ができます。
叶寺(真言宗)
光伝寺のすぐ横に叶寺はあります。入口の案内を見ると島原市の有形文化財に指定されている「歓喜天」があるとの事です。
門の前に車二台ほど停めるスペースはありますが時期によっては駐車する事が出来ないかもしれません。ご注意下さい。
境内はそれほど広くなく左手の建物の中には沢山の仏像が納められており正面の建物の入口側に茶色の仏像が鎮座していました。建物の中は確認できませんでした。
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