大紀式大明神と琴平神社
大紀式大明神
島鉄バスの九十九ホテル前バス停側に小さな神社があります。
ちょうど今の時期は桜が奇麗でスクーターだった事もあり寄ってみる事にしました。
場所:ストリートビュー
![]() |
![]() |
大紀式大明神由来記
この祠は明治元年に赤秀の先覚立光左衛門治八氏が京都伏見稲荷大社に詣で大神●を請願して大紀式令授典せられ強度繁栄を願って此●に祀ったものである
孫勝治氏の時難病に苦しむ婦人の懇請に應えてこれを譲った婦人はそれを自宅に移して祀り朝夕祈願をこめて難病を救われ又その子も霊験に浴している
治八氏の曽孫有馬茂氏は祖先の多々ある業績を遺しそれにこわれる精神を子々孫々に受継がせるとこそ我使命なれと考えを改めて伏見稲荷大社から大神●を受け昭和三十九年五月吉日●●●●●●
現地碑文より ●=読めなかった文字及び旧字で書体が無かった文字
▼ 稲荷大明神 ▼![]() |
▼ 大紀式大明神 ▼![]() |
以前は今っていたと思うんですが今回は祠前の扉が開いている状態でした。
御神体を直接写せたので私としてはうれしかったですね。桜満開、そして春も深まって新年度が始まります。
琴平神社
大紀式大明神から外港の方へと進み川沿いの小道へと入ると小山の上に琴平神社の桜が見えていますね。
場所:Googleマップ
幹線道路から少し入った場所となりますが明治三十四年(1901)建立の神額「琴平社」とある石で出来た鳥居が目印です。
少し長い登りの石段ですが頑張って上がっていく事になります。
約30m位です。
右へと折れたら「昭和四十一年五月十日 政好丸」と書かれた白い鳥居が目の前にあるのであと少しですよ。
小山の上の小さな境内は教室二つ分って所でしょうか?
周りは桜があり今はきれいに咲いておりいい感じとなっています。
境内から眼下を見ると先ほど小山の桜を写した場所が見えています。
社の右側には石碑がありますが何を書いてあるのかよく分かりません。
左右の壁には過去の写真が飾られていました。
![]() |
![]() |
社の左奥には石祠があり右奥には祭壇のような場所が設けられていました。
社から境内側を振り返って見るとこんな感じで決して広い空間ではありません。
この時は清掃された後だったのか上りの階段から落ち葉や蜘蛛の巣なんかもなくいい感じで参拝が出来ました。
この高台から島原港方面を見下ろして今回の記事を閉めたいと思います。