冬の生穂神社
島原市宇土町 生穂神社
島原市宇土町、市立第四小学校から300m程度離れた所にあります。(宇土出口そうめん流し側)
道路に面した場所には生穂神社の石の鳥居とすぐ横に奥の小山へと続く赤い千本鳥居が目印です。
駐車場は用意されておらず少し先の水源地先の道が広い場所に停車せて頂きササっと見てきました。
場所:Googleマップ
少し欠けた所がある神額には「生穂神社」と細い文字で刻まれていました。
鳥居奥から12段の階段を上ると正面に拝殿が見えています。この時は気づいていなかったのですがレンズに水滴が落ちており右下側に滲んだ箇所が残ってしまいました。
拝殿前に鎮座している狛犬は珍しくどちらも阿形という口を開けた状態となっています。
向かって左側の古米には玉持ちとなっていますがどちらも斜め上を見上げた感じの姿勢ですね。
▼ 阿形玉持ち狛犬 ▼![]() |
▼ 阿形狛犬 ▼![]() |
「平成三年九月二十七日の十九号台風により 裏に聳え立つ大木が倒れ 神殿拝殿を破壊せしめた為 宇土町内会総会において再建を決定し 多くの方々に御協力を仰いだ その結果 多額の寄進をいただき ここに旧観に優る神社境内を見るに至った」 と書かれていました。
またその記念碑の傍には旧社殿にあったのであろう装飾瓦が置かれていましたよ。
サッシの扉を開けてまずは孫娘の二歳の誕生日を迎えた事の感謝と元気な二人目の孫と対面できる事を願って…
新しい建物という事もまた掃除が行われているという事なのが拝殿の中もきれいな状態を保たれています。中に入って神棚をパシャリ!
▼ 拝殿 ▼![]() |
▼ 神棚 ▼![]() |
そしていつものように拝殿内から外を見るカットでパシャリ!ここにある藁ってこれでしめ縄を作るんでしょうか?
摂末社 稲荷神社
道路の方へと戻って赤い千本鳥居がある参道を歩いて行きたいと思います。
近くにあるので摂末社(せつまつしゃ)として紹介していますが実際の所はよく分かりません…
生穂神社の境内横を通り数えてみると全部で六本の赤い鳥居がありました。
5から6本目は少し離れており(数m)その奥は小山へと続く階段となっています。
結構な坂道で竹林の間を進んで行きます。落ち葉また枝が多くて暖かい時期は蛇が怖いかもしれません。
1分ほど上ると正面に大きな木が見える少し開けた場所となります。
太陽の光がなかなか入ってこないこの竹林の中は少し感じる所がありますね。
右手の方を見ると石祠と崩れた建物の残骸らしきものを確認できます。
左側には石灯籠と石祠が見えますが右側には建物の残骸だけがある状態となっています。
▼ 石祠 ▼![]() |
▼ 建物の残骸 ▼![]() |
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石灯篭には明治十七年(1884)の文字が刻まれていました。
石祠の中には白狐の奥に伏見稲荷大社と読めるお札があります。
ここから左側へ回り込む感じの道があり進んで行きますよ。 |
回り込む必要がありますが距離で30mほどでしょうか?進むと小さな祠がありました。
造花がありましたが倒れていたので立ててからパシャリ!
この正面は少し崖っぽい感じとなっていますので落ちないように注意が必要です。
生穂神社の再建はなされたようですがこちらの稲荷神社はなかなか難しいのでしょうかね?
引き返しながら稲荷神社の石祠があった所を横からパシャリ!このまま朽ちたりしないことを願って…