紫陽花と八幡神社
島原市有明町大三東 八幡神社
▼ 吽形狛犬 ▼![]() |
▼ 阿形狛犬 ▼![]() |
国道251号線沿いにある島原警察署有明交番から西側(有明海と逆側)への小道へ入り500m弱。右側に鳥居が見えて来ます。
3~4台ほどのスペースがある駐車場は鳥居のすぐ左側から入れますよ。この駐車場から参道へと入る所にも鳥居がありますが後程紹介します。
一の鳥居の手前には昭和十八年(1948)建立の体格のいい一対の狛犬が鎮座していました。
場所:Googleマップ
平成三年(1991)建立の一の鳥居。神額は「八幡神社」とあります。
少し下りで直線の参道の両脇にはアジサイが咲いておりこの時期の参拝に文字通り花を添えてくれていました。
一の鳥居を10m程進んだ所に左側にある駐車場へと繋がったスペースが開いています。
最初にも少し触れましたがそこには鳥居があり横向きになるのですが二の鳥居と表します。
柱を見ると四月と刻まれているのは分かるのですが建立年を読む事が出来ませんでした。
神額には細く掘られた文字で「八幡宮」とありました。
また参道を挟んだ対面から入った場所に石灯籠と大きめの石碑があります。
文化七年(1810)とあり猿田彦大神と刻まれていました。
ググって見ると…
「日本神話における天孫降臨の際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)の命を受けた瓊杵尊(ににぎのみこと)を高千穂へと導いたのが猿田彦大神です。 みちをひらくことから学業や仕事をいい方向へと導いてくれるという言い伝えがあります。」
参道に戻るとアジサイが咲いています。全体的にはまだ早かったかなって所ですがきれいに花開いているモノもあるので目を楽しませてくれます。
ぜひこの時期の八幡神社に参拝してみてはいかがでしょうか?
参道を進み坂道が終わった付近に昭和十年(1935)建立で神額には「八幡神社」とある三の鳥居があります。
この鳥居すぐ後ろの左側には「八幡神社表参道改修記念碑」があります。
竣工が平成十七年(2005)となっていますね。
小さな橋を渡って数段の階段を上った所は平成三年(1991)建立、神額には「八幡神社」とありました。
ただ… 逆光となり鳥居のシルエットだけって感じとなっています。
▼ 四の鳥居 ▼![]() |
▼ 手水舎 ▼![]() |
すぐ手水舎があり天井付近に「手水のつかいかた」って題名の案内がありました。
私がよく見かけていたやつとは違いかわいい女の子の絵で案内されていましたよ。
▼ 吽形玉持ち狛犬 ▼![]() |
▼ 阿形狛犬 ▼![]() |
拝殿の前には大正十年(1921)に奉納された一対の狛犬が鎮座。
拝殿の扉の所に賽銭と書かれた郵便箱型の小さな賽銭箱がありそこに賽銭を入れいつものように二人の孫娘の健よかなる成長を願って…
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扉を開けて中に入っていく事にします。でも拝殿内の奥側にも鈴と賽銭箱があるのに気づき中ですればよかったかなと少しだけ後悔がっ…
拝殿の右側に行くと昭和十五年(1945)に奉納された馬の像がありました。あとで境内配置図を見ると神馬石像と書かれていました。
また鳥居の柱っぽいモノがあるのですが刻まれた文字を見ると「奉献石華表」とあります。華表ってなに?と思いググってみると鳥居との事でこの地に柱だけ残っているって事ですよね。
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八幡神社略記というものがありその中の由緒には…
「永正四(西暦一五〇七)年九月十五日、豊前国(大分県)宇佐神宮の御分霊を奉遷し旧三之沢村の鎭守神と伝えられ現在に至る。」とありました。
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また境内社とし高岩神社があります。
八幡神社略記の中の説明では…
「農業の神、保食神(豊受姫神)・西有家町高岩神社(高岩山)の御分霊を奉遷したと伝えられる。」とありました。
石で出来た令和元年・平成三十年建立の鳥居と木の鳥居の計三本鳥居が建っています。
社から横を見て八幡神社の本殿をパシャリ!
帰ろうと足を進めていたら四の鳥居の側にある手水舎、その逆側にも手水鉢がありました。
これって写真撮っていないよなと思いパシャリと撮影。
参道を引き返しながら両脇のアジサイと一の鳥居の後ろ側からの構図でパシャリ!
これからは梅雨で晴れの日が少ない日が続きます。私の休みと天気がいい方に絡み合ってくれる事を願いつつ今回の記事を〆たいと思います。