諫早市上山公園と愛宕社
諫早市上山公園
諫早公園の近くに上山公園の約70台停めれる駐車場が有ります。ここを利用して眼鏡橋やツツジを見てまた戻ってきました。
上山公園と言っても山の上にはいかず駐車場側にある広場を今回少し見ただけです。
この40m四方程度の広場をジョギングされている年配の方が二人ほどいらっしゃいました。
▼ ツツジが奇麗でした ▼![]() |
駐車場と上がった場所にある広場を結ぶ階段の横にはツツジが植えてあり行った時にはきれいに咲いていました。
この広場のパシャリと写して階段を降り早くも次の目的地である愛宕社を目指します。 |
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愛宕社
公園駐車場から愛宕社まで直線で結ぶ階段は約200m。距離的には短いけど上り階段っていうのは結構疲れます。濡れていると滑りやすいのでご注意を!
ここにある鳥居は肥前鳥居と言って柱・笠木・貫石が三本継となっており柱の下側が太く重厚感がある作り。諫早市では唯一残存している鳥居で市の文化財に指定されています。 |
▼ 愛宕社への階段 ▼![]() |
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▼ 石碑と石像 ▼![]() |
一の鳥居の建立年は分かりませんが諫早家四代領主茂真(1652~1672)の時代建立。その奥右側には石碑と石像がありました。
息を切らしつつ安政四年(1857)建立の二の鳥居へと到着。一と二の鳥居共に神額は「愛宕山」 |
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▼ 三の鳥居が見えてきた ▼![]() |
長い上りが終わりかけて三の鳥居の上側が見えて来ます。階段を上り終えるまで約7分。 鳥居を潜る時に一番低い部分「貫」この鳥居の貫は150cm程度でかがまないと頭に当たります。
案内によると永禄六年(1563)武運を祈った西郷純堯により奉祀されたのが始まりだそうです。 |
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愛宕信仰は中世期には武の神としてまた近世紀には鎮火防火の神として広く信仰されています。
▼ 愛宕社宝殿 ▼![]() |
▼ 宝殿内 ▼![]() |
いつもは上った階段をそのまま下るのですが今回は宝殿奥から続く別の道を歩いてみます。2~3分であずまやがありさらに進んでいくと墓地へと到着。
幹線道路に降りて駐車場へと思っていたら何やら発見! 雪山の碑と言うモノだそうです。
江戸時代、文化・文政の頃に雪山という美男の修行僧がおり領主の側室が気を引こうとするが見向きもされず無礼を働いたと領主に告訴し捉えられました。
雪山は無実を示すため「血を白に変え松の小枝を根付かせたまえ」と小枝を逆さまに地面に突き刺たその松が大樹になり市民は「雪山の逆さ松」と呼び無実の証明する証と大切に育てました。
しかしその松も大正二年(1913)に枯死しその松に代わるものとして追善供養碑が建てられ正面に「雪山和尚品位」裏面に漢文の由来が刻まれ最後に「諫早家」と刻まれています。
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① あずまや ② 市街地が見えてきた ③ 阿波国 霊山寺 ④ 雪山の碑(縦画像) |
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