紅葉時期の焼山遊歩道
焼山遊歩道
平成2年(1990)からの雲仙普賢岳噴火災害以前には焼山そうめんがあった場所、現在の焼山神社がある所から入った遊歩道となります。
島原市北千本木町にあり県道58号線(愛野島原線)から少しだけ旧道の方へと進む必要があります。
焼山溶岩観察広場の駐車場または涌水側の空き地を利用して車を停めて歩くことが可能です。
場所:Googleマップ
▼ 入口(13:08) ▼![]() |
▼ シマバライチゴ ▼![]() |
焼山神社横にある涌水の所にある遊歩道の入口。2016年の熊本地震までは周回して焼山神社右側へと遊歩道が続いていたようですが現在は周回できず引き返すコースとなっています。
入口には石碑があるのですが文字がよく読めません。何かの記念として昭和三十五年(1960)に造られたようです。
入口の石段を上るとすぐ左側にシマバライチゴが赤い実をつけていました。
▼ 最初の石段▼![]() |
▼ 落石注意 ▼![]() |
3分ほど上るとカメラに入りきれないほどの大きな岩が見えて来ます。その脇を上って行きますが10m以上の高さがあるように感じました。
岩には窪みもあるので何か祀られているのかなとも思いましたが特に何があるって事はありませんでした。
道がそれなりに整備されているので迷うって事はありません。少し進むと落石注意の案内がありまた階段のようです。
その階段を上った所に千丈谷休憩所の案内(13:17)が建っていました。
10m程横道に入ると千丈谷休憩所となりますが四角いテーブル?椅子?がある程度で周りの木で景色はよく見る事が出来ません。
特に休憩する事は無く写真を何枚か撮りすぐ進むことになります。
▼ 千丈谷休憩所 ▼![]() |
▼ 市街地方面 ▼![]() |
千丈谷を出て1分程で一枚岩案内分かれ道に到着。そこからさらに1分程下ると一枚岩に到着です。景色がいいのはここからの展望だけですので 焼山遊歩道を歩く時は必ず立ち寄る 事をお勧めいたします。
▼ 一枚岩案内 ▼![]() |
▼ 一枚岩(13:21) ▼![]() |
一枚岩と名付けられた大きな岩です。雨、朝露など濡れている時は滑りやすくとても危険となります。その点を注意した靴、時期を考えて一枚岩に上って下さい!
結構左右から草が覆って来ていますが45度位の角度で7~8m程度でしょうか?
そこまで上ると眼下に中尾川の治山ダム、火張山花公園そして尾の奥に島原市街地を見る事が出来ますよ。
一枚岩の左端に少し隠れた場所に結構年季が入ったハーケンが打たれています。
植物は強くってこの一枚岩に松の木が生えています。そこいらに少し平坦な個所かあるので立ち上がって風景を堪能です。
眼下には駐車場に結構車が停まっている秋桜まつり中の火張山花公園が見えています。
適当に市街地をパシャパシャ撮って… 島原から見ると有明海越しにクレーが目立つ熊本の造船所をパシャリ!
元画像を拡大して見てみると左側のクレーンに「ジャパンマリンユナイテッド」、右側には「有明から世界の海へ!」と書かれていました。
▼ 火張山花公園 ▼![]() |
▼ 島原警察署付近 ▼![]() |
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少し時間を撮り望遠レンズに変えたりしながら眼下を写していました。
まあ、こんなものかなと先に進むことにしますよ。
少し戻って一枚岩への案内の所(13:30)まで戻って来ました。
下にまゆやまロードの千本木展望所から見た一枚岩の写真を置いておきます。
ちなみにトップ画像は同じところから見た焼山です。220年ほど前の普賢岳の噴火でさい流れてきた溶岩で出来ています。
どうしてもこういった山道なので蜘蛛の巣が所々にあります。杖や枝なんかを利用して不快な思いをしないようご注意下さいね。
展望休憩所の案内がありそこから30m程進むと展望休憩所となります。
▼ 焼山遊歩道 ▼![]() |
▼ 展望休憩所の案内(13:37) ▼![]() |
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展望休憩所と名付けられた場所ですが周りの木で展望は… 残念ではあります。
すぐ出発して展望休憩所案内の逆側に行くとトラロープが張られて進入禁止となった遊歩道があります。
周回コースが通れなくなっていますのでここから引き返す事となります。
現在の焼山遊歩道を振り返って見ると一枚岩がメインの遊歩道だと思います。それ以外の場所からの展望はあまりよろしくはありませんので…
移動時間で考えると スタート → 9分 → 千丈谷休憩所 → 4分 → 一枚岩 → 7分 → 展望休憩所 → 19分 → ゴールの休憩時間を入れて約一時間を目安に計画をされて下さい。
すぐ側にある焼山涌水でのどの渇きを潤して…