平成新山ネイチャーセンターに行って来た
平成新山ネイチャーセンター
ちょうど島原市街地から見ると眉山の裏側にあたる場所にあるネイチャーセンター。まゆやまロードを通っていく事になります。
眼前には30年前の雲仙普賢岳噴火の時に出来た平成新山を見る事が出来また噴火災害で荒廃した自然環境が修復されていくかを直接観察できる学習施設との事。
入館は無料で30台ほどの駐車場が完備されています。
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住 所:長崎県島原市南千本木町2683 Googleマップ
開館時間:9:00~17:00 休日:火曜日(祝祭日時は開館)
公式HP:平成新山ネイチャーセンター
溶岩ドームの出来る過程や噴煙が上がり始めた時の動画などを見る事が出来ます。最初は山火事だってみんな思っていたと思いますがそれが噴煙だとわたっか時はびっくりでした。
火砕流も煙が流れ落ちて来るんだなって軽い気持ちだったのが土石流で家が流れさらに6月3日の大火砕流で多くの人命が失われた時は…
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動画を最初から最後まできちんと見ると違ってきますが館内の展示物を見て回る分には15分程時間があると可能でしょうか… 建物の以外にも見て回る事が可能なので外に出て直接平成新山を見て下さい。
今は結構緑が広がっているのが分かるのではないかと思います。
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ネイチャーセンターの館内から出て回り込んで行奥の方へと進んで行きます。木で出来た橋のような所を渡ってさらに進むとシェルターが見えて来ます。
ここは普段はカギがかかっており入る事は出来ませんが緊急時には明かり逃げ込むことが可能です。
説明によると火砕流が発生すると約1分30秒で到達する距離になるのでネイチャーセンター内では1分以内に逃げ込める場所にシェルターが設置されていると書いてありました。
実際にネイチャーセンターの下と下記写真、またこの先にある展望所の下がシェルターとなっています。
▼ シェルターの説明 ▼![]() |
▼ シェルター ▼![]() |
少し進むと触診する道と階段を上る分かれ道が出現。いつもならここから階段を上って行くのですが今回は直進するルートを選択。
まあ、そんなに広くはないので大きく変わる事は無いのですがたまには違ったルートを通ってみようかなって感じですかね…
▼ 分かれ道 ▼![]() |
▼ 所々にある施設 ▼![]() |
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2分ほど歩くと回り込んで展望所下のシェルターまで到着。階段を上って短い橋を渡り展望所になります。垂木台地森林公園越しに平成新山を正面に捕らえる事が出来ますよ。
分かれ道があった階段を下って行きます。ネイチャーセンターの下にも木で出来た道があり周る事が出来ますが今回はそこに行きません。
初めて来た方の為に行っておきますが建物の下と駐車場の所にもシェルターが準備されていますよ。
また隣接する垂木台地森林公園にもシェルターがあるみたいです。そちらは雑草が茂っており実際目にしたことがない私が言っても実用性がないかもしれません…
ネイチャーセンターを出てまゆやまロードで右折。進んで行くと先に有明海が見える直線の道になります。私的にこの風景がとても気に入っています。
今年の6月3日で大火砕流から30年となります。少しずつ過去の出来事となって行くのは… ある意味仕方のない事なのかもしれませんね。