雲仙市国見町 緋寒桜の郷 神代小路
神代小路重要伝統的建造物群保存地区
慶長13年(1608)神代地区は佐賀鍋島藩の飛び地の領地となり寛文3年(1663)第四代当主の鍋島嵩就の代に居を神代に移し現在の小路地区が整備されたとの事。
国道251号線から入った少しわかりづらい場所になります。雲仙市歴史資料館国見展示館の前に無料の駐車場約50台分が用意されています。
場所:Googleマップ(雲仙市神代小路まちなみ交流館)
家老の帆足家長屋門(擬似大手門)との事で鍋島邸はこの家の隣にあり長屋門は通りから引っ込んでおり目に入りにくい仕組みになっています。
通りの緋寒桜は満開状態でとてもきれいでした。
鍋島邸
■鍋島邸入場料(取材時)
大 人 300円(団体200円)
小中高生 200円(団体150円)
■開館時間 10:00~17:00(入園16:30まで)
■休館日 毎週:月曜日(※3月6日まで休まず開館との事)
この門は「長屋門」と呼ばれ15間×2間あるそうです。(1間=約1.81m)
以前はこの門から出入りが出来ていたのですが現在はこの右側の石垣と垣根の間にある小さな道を通って入る事になります。
中に入った所の案内所で入場料を払うとパンフレットを頂けます。
受付の人が少し席を外しているようで近くの作業されている人に声をかけて玄関周りの写真を撮らせて頂きました。
▼ 白梅 ▼![]() |
▼ 白梅と表玄関 ▼![]() |
その時に男性の方が声をかけて来られました。邸内の案内をされる方のようでありがたく一緒に入っていく事とします。
何回か来た事はあったのですがガイドのような人にあったのは初めてでした。個人で中を見て周ると気づかない点を教えて頂きありがたかったですね。
現在屋敷の中は撮影禁止との事なのでその点は少し残念ではありました。
屋敷を出て裏庭の方へと周ります。
この裏門のような所はすぐ傍の神代川から小舟に乗り川を下り200mほどで有明海に出て船に乗り換えて船旅をされたそうです。
くるっと回って行き建物がコの字型に開いた場所にある紅白の梅がきれいに咲いているとの事でそこを目指します。
奥にある白梅は建物による陰になっておりきれいに写せませんでしたが紅梅の方は青空といい感じで撮る事が出来ました。
この場所は後で小山からも上から写そうと思います。
小山へ上って行きます。そこにある緋寒桜は残念ながらまだつぼみ状態でした。先ほどの紅梅を上から見下ろしてパシャリ!その奥の白梅は日陰でよく見えませんでした。
▼ 小山の緋寒桜 ▼![]() |
▼ 小山より建物側の紅梅 ▼![]() |
五重塔のような石像がありました。また百合の花も咲いていましたよ。
この小山の上が日当たりは一番いい感じなのになぜ緋寒桜が他の場所より開花が遅れているのでしょうかね?
ここはササっと周って下りて行きます。中庭の方を上からパシャリ!
神代小路
鍋島邸を出て小路を散策してみる事に!
垣根は矢竹という植物で緊急時に弓矢を作る事が出来るようにしていたとの事でした。
80mほど進んで行くと大きな門が見えて来ます。
長屋門と言うそうで江戸中期から明治中期まで現在地に建っていた帆足家長屋門の復元との事。
以前来た時は無かったのでつい最近復元されたモノのようです。
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さらに進んで行くと永松邸、見学は無料と案内されている所がありました。
敷地に入って行くと家の中には二名の方が何かされていたので人が写らないようにパシャっと撮ってすぐ出ていく事とします。
さらに歩きまわっていると祠があり二体の石像が納められていました。
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