雲仙市国見神代小路歴史文化公園
神代小路 緋寒桜の郷まつり
毎年この時期には「緋寒桜の郷まつり」が行われていますが今年は新型コロナウイルスの影響でイベントごとがすべて中止になっています。
ただ見学する事は可能なようですのでお時間がとれるできれば県内の皆様は美しい街並みを散策されてみてはいかがでしょうか?
神代小路まちなみ交流館前に無料の駐車場が用意されています。( Googleマップ )50m程で鍋島邸に入れまた神代神社も近くにあるので足を延ばしてみてはどうでしょう?
神代、小路map!を造られたようで散策の参考にして下さい。
佐賀藩神代領の領主 旧鍋島邸
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駐車場から鍋島邸まで50m程。その小路に咲いている緋寒桜はとてもきれいで平日ではありますが私の休日さらに天気がいいという時期に来れた事を感謝!(2月19日)
雲がもう少し少なければもっといいかなってそんな日でした。 |
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鍋島邸に入ろうとすると門が閉まっているっぽい… とりあえず奥まで進んでみても扉は閉まっており特に張り紙もありませんでした。コロナの影響で見学不可って事なのかと残念がりながら道まで戻るとその横の小道から人が出てきます。
ダメ元って思いながら進むと正解でした。もう少しわかりやすく変更された入口の目印が欲しいかなって思ってしまいました。
▼ 普段の入口 ▼![]() |
▼ 今年の入口 ▼![]() |
見学可能な時間は10時から16時まで。料金は大人300円になっています。
また指摘されるのかどうかまでは分かりませんが今のご時世ですのでマスク着用で見学される事をお勧めします。これは自分の為でもありまた他の方への配慮という意味合いがあります。消毒液も準備されているので活用しましょう!
鍋島邸の建物に入る場所も例年とは異なりますのでご注意下さいって言っても案内の方が示されますので迷う事はありません。
▼ 今年の邸への入口 ▼![]() |
▼ 屋敷内の池 ▼![]() |
池の周りに建物があるのか屋敷の中に池があるっていうのかそんな感じのつくりとなっています。特にコイなどが泳いでいるわけではないのですが当時は何か泳いでいたのかもしれませんね。
▼ 廊下 ▼![]() |
▼ 屋敷内の池 ▼![]() |
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また、展示物も前回より少ないように見受けられました。
明治8年(1875)頃の鍋島藩主と家臣たちとの写真、明治20年(1887)のビクトリア女王即位60周年記念祝典での写真、大正11年(1922)の英国皇太子殿下歓迎祝宴の写真が展示されていました。 |
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建物から出て周囲を周って行きます。裏側にも庭木が植えられており目を楽しませてくれますよ。この時ちょうど庭の手入れをされている方がおられました。
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見上げた先にある小山にも緋寒桜があります。桜越しに鍋島邸を見下ろしながら全体像が見れるあの場所もいいですよ!
って事で小山へと上って行きます。昨年来た時は雲仙には雪が積もった日という事もあり上り道がぬかるんでいて注意が必要でした。今回はその心配はないようですね。
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小山より鍋島邸を見渡して…
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小山の上にある緋寒桜はまだほぼつぼみ状態で見頃までもうしばらく時が必要そうでした。その点では正直少し残念な気持ちになりました。
小山を降りていきます。中庭を通って玄関方面へ進みたいと思います。
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例年だとここに椅子が並べられて休憩できるスペースを作っておられたようですが今年は無し。逆に機関桜のシーズンにそういったモノがない写真も珍しいのかもしれませんね。
旧永松邸
▼ 神代小路 ▼![]() |
▼ 永松邸の藁ぶき屋根 ▼![]() |
鍋島邸から神代小路を100m程進んだ所にある永松邸も見ていかれませんかとガイドの方に勧められたので初めて行ってみる事にしました。
▼ 永松邸内 ▼![]() |
▼ 室内から見た藁ぶき屋根 ▼![]() |
NPO法人の方がガイドされていてその方の話によると家の垣根のように植えてある植物は矢竹と言って戦の時にそれを使い矢を補充する為に用意されていたとの事でした。戦国時代のいざという時の心構えでもあったのでしょうね。