島原武家屋敷小早川邸と量石
武家屋敷 小早川邸
・特別公開(8月31日まで)
島原藩上級藩士が居住していた国登録有形文化財『小早川邸』の一部が一般特別公開されています。
国登録有形文化財:主屋・門・石塀・レンガ塀
国登録記念物:庭園
この通りを車で走る事はあっても意識して見た事もありませんでしたが期間限定で特別公開されているという事を知り武家屋敷の駐車場に車を停めて伺ってみました。
▼ 国登録有形文化財 薬医門 ▼![]() |
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江戸末期に建てられた薬医門
薬医門とは矢の攻撃かを受け止めるという漢字から来たとか、医者の門として使われていたからとか言われています。門の造りは外側と内側に各2本合計4本の柱で屋根を支えています。
屋敷の敷地に入って行くと豊富に流れる水で野菜やラムネが冷やされていました。
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① 水の中で冷やされていた野菜 ② 同じく冷やされていた販売用のラムネ ③ 庭にあった石祠 ④ 中から見た薬医門 |
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▼ 薬医門から入った所 ▼![]() |
特別公開の入り口は裏側からになり少し行くと薬医門があります。
案内の方によると敷地は五百坪との事でさすがは上級藩士って所でしょう!
この主屋も国登録有形文化財との事です。 |
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池には小さい石橋がありそれを渡って撮影。
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国登録記念物:庭園 池には幅30センチ程度の石橋があり渡る事が出来ます。 少し見た感じでは鯉でもいるのかなと思っていた池に何もいないようでした。
ゆっくりとした時間が流れます。 |
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入る時に頂いたアンケートをこの主屋の縁側で記入するためにボールペンなどが用意されていました。
以前からある武家屋敷と少し距離がありますがここが有料でも解放されれば個人的には観光で人が来るのではないかと思いますね。
ただ駐車場がネックでしょうか?! |
▼ 主屋を角から ▼![]() |
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屋敷の裏側へ回ると水路があり湧水量が一日500トンある上流の常盤御茶屋跡から流れてきている水です。
この水が野菜やラムネを冷やしていた場所また池へと続いています。
横を見ると入口の受付になります。
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島原市のHPより
量石
常盤御殿跡の池から湧く水を南北二方向に分けるためのものです。明治維新後この一帯が水田として利用されたため、重要な水源となりました。
南側の水路は現在も城内二丁目の雑用水、田町の農場用水として利用されています。
現地案内より
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① 島原藩医学校 済衆館跡案内板 ② 量石案内板 ③ 島原市指定有形民俗文化財 量石 ④ 島原市指定有形民俗文化財 量石 |
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